◆第6章-3◆いつから間違えたんだろう?『下限』を決めるベストタイミング
ともりーなにプロポーズの場所に引き戻してもらった愛理は、「プロポーズが家事の『下限』を決めるベストタイミング」であると分かった。このことを努と話、手紙を残しておくことで二人は少しずつ家族になっている気持ちが芽生えてきた。
さらに勢いづいた愛理は「もう一度プロポーズされたら、こんな会話をして家事分担も良いスタートを切りたい」という会話例も手紙に書き始めた。
◆愛理と努の『ともラク』メソッド~プロポーズでロマンチックに家事の話をする会話例~◆
努へ
手紙がうれしかったから、またお返事書いちゃいます(笑)。プロポーズのロマンチックさを保ちつつ、家事という生活感溢れる話も同時にするための具体的な会話例を書いてみたの。準備できたから、もう一度プロポーズしてくれていいのよ~(笑)。
プロポーズされたら「これからあなたとの生活がさらに楽しみになったわ。二人とも仕事をがんばりたいから、家事も楽できるところは楽したいわね。最初の一年間はどんな家事が出るか分からないから、二人で確かめるトライアル期間にしましょう。春、夏、秋、冬で家事の種類も量も変わってきそうね。二人の仕事の繁忙期によってもどちらが家事ができるかも、どれくらいできるかも変わってくるでしょうし。まずは家事と仕事のバランスを見極める一年間をあなたと楽しみたいわ」。これ、完璧じゃない♪?ムード壊さずに生活の話もできてるし。
愛理へ
こんなに手紙書くの好きだっけ?記念日メールの返信もなかなかないのに(笑)。
確かに、一言で「家事」といっても季節によって発生する家事は変わるし、やれる家事のレベルも変わってくるよね。一緒に住み始めてわかりました。例えば夏場のゴミ出しは必ずその週に出さないと臭っちゃうけど、冬は次の週に持ち越すという『下限』を設定しても快適に暮らせるかもしれない。楽できるポイントだよね。
さらには俺たちの仕事繁忙期がずれている可能性も考える必要があると思った。家事のレベルや担当を固定化させないことで、例えば愛理が「この家事は実はきつかった」と俺に相談して担当を変更したり、俺も「この家事は実は苦手で・・・」とか言えるよね。例えば片付けがどうしても苦手とか(笑)。
こんな感じで『下限』を修正できるといいなと思いました。家事は生き物であり、季節や仕事状況によっても変わるものなんだね。
◆愛理と努の『ともラク』メソッド~「季節ごとの家事早見表」~
努へ
「家事は生き物」っていい言葉ね!さすが営業マンだから、言葉がうまいのかな(笑)。あとは「家事早見表」をつくりたいのよね。ここでも忘れちゃいけないのは、あくまで担当と『下限』は「仮決定」であり、いつでも修正が可能であることをお互い覚えておくと、後の『下限』を修正する会話を明るい空気でできるわ。
手順は3ステップなのかな。これをいい感じの表にしてくれるとうれしいな~(笑)。
・1ステップ:「家事早見表」に書く家事、担当、『下限』は何度でも修正が可能であり、仮決定であることを確認する
・2ステップ:表にならって発生する家事、担当、『下限』を記入していく
・3ステップ:共働き生活が始まった季節を基準にして、その後の季節で発生する家事の担当や『下限』を季節ごとに決めていく
愛理へ
「家事早見表」はA3で作成する予定ですので、少々お時間いただけますと幸いです(笑)。
ともりーな「愛理ちゃんが自然と努くんにお願いできるようになってる!これまでは全部一人でやろうとしちゃって大変そうだったからね。努くんも自分ができることが分かってきて楽しそうね(*´∪`)」
愛理「『ともラク』メモも切れ味が増してきた気がするわ(笑)」
◆『ともラク』メモ◆
■プロポーズとは
・プロポーズ 実は家事の話の ベストタイミング
・プロポーズ ロマンチックに 家事は話せる
■共働き生活
・共働き 最初の一年 トライアル
・春夏秋冬 季節によって 家事は姿を変える
■家事とは
・家事の話題 切り出すべきは 未来の夫
・生き物と 家事は同じ 形を変える
・家事の『下限』 季節や仕事 体調によっても 修正せよ
※努くんが手紙だと饒舌な感じがいいね~。営業で話慣れているはずのに、いきなり口下手になるの不思議(*´罒`*)二人の会話の形ができてきたね。
明日はそんな二人のほのぼのとした日常をお送りします(*´∪`)と、言いたいところだけど・・・新キャラクター「努のお父さん」が現れて、大激怒します。その怒りの理由は・・・
と、その前に息抜きのコラムをはさみます(*´罒`*)お題は「毎日の食事編」です。お楽しみに~♪もう第6回のコラムになるのね!
褒められて伸びる妖精ともりーなは、あなたのレビューやコメント、★をお待ちしています٩(ˊᗜˋ*)و
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