戦い
「君は、なんでそこまでして戦うの?」
少女はそう問う。
そんなの決まっている、この星を、この世界を守るためだろう。
少女はそんなことも分からないのだろうか。
ならば教えてやろう、この少女に『私たちがなぜ戦うのか』を。
「そう、あなたもその程度なのね」
少女は嘲笑うようにそう吐き捨て剣を私の胸に刺す。
報われない。
私はただ…
「おい、またかイルア」
「仕方ないじゃない、腹立つのよこいつら。
自分達が世界を汚してるくせに世界を救うだなんだって。
ほんっと、ぶっ殺す勇者側の気持ちにもなって欲しいわよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます