そんなことないですよ。
この物語は一貫してロッシュがミヤ達を戦争の道具にしたことはないですよ。際どい部分はありますが。
あくまでも護衛としての範囲は逸脱していません。
それは魔族の不文律があるからです。人間界に介入しないというものです。
それに妻達が戦場に出ることをロッシュは良しとしていません。

ただ、登場人物を戦力としか見なければおっしゃるとおりですが。あくまでも登場人物を兵器としてではなく、感情があり、関係性などからどのように振る舞うかを考えて、登場人物たちを行動させています。

それにエルフの家具は無尽蔵に手に入るものではありませんし。あくまでも対価を払って手に入れているのです。それに家具の価値が下がれば対価となりえなくなるかもしれません。継続性のない戦力は国家にとっては望ましくありません。

登場人物を形而上に捉えると作品が無味無臭のものになる気がします。