おまけ

　清十郎と美遊の人生再生物語――その序章を最後までご覧いただき、ありがとうございます。

　これから彼と彼女達の長い長い、贖罪と癒しの日々が始まっていきますが、ひとまずはここで完結です。

　ノベルゲームに例えれば、今回は「GOOD END」に落ち着いた感じです。

　清十郎は、実に彼らしい道を選びましたが……皆さんならどうしたでしょうか？

　なお、何も考えずに美遊に手を出すと「BAD END」突入です。美遊の気持ちを無視しても「BAD END」突入です。適当な嘘でごまかしても「BAD END」突入。……地雷しかない！

　――閑話休題（それはさておき）。

　本作はもともと「中年男と異世界帰りのヤンデレ呪術少女という歳の差カップルが、あれこれ事件を解決していく」連作短編のプロローグだったものを、大幅に改稿の上で独立させた作品だったりします。文字通りの前日譚ですね。

　残念ながら現在は「本編」の方がお蔵入り状態になっています。今のところ公開の予定はありません。

　とは言え、清十郎と美遊の未来が気になるという（ありがたい方の意味で）奇特な方もいらっしゃるかもしれませんから、今回は二つおまけを用意しました。

　黒木家のある日の騒動を描いた番外編と人物紹介・用語集となるTIPS.6です。

（また90年代エ●ゲっぽいって言われそう！）

　どちらも本編では描かれなかったキャラクター達の隠された側面が明らかになるので……「本編のイメージを大事にしたい」という、ありがたい考えをお持ちの方は、回れ右した方が良いかもしれませぬ。

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