第17話
ヒロインちゃんとアレキサンドライト様の出会いイベントは何故かスルーされた。
ヒロインちゃんとアレキサンドライト様と初めて会うわけじゃないからスルーされたのかもしれないけど。
そうなると、マクロン様とヒロインちゃんの出会いイベントもスルーされそうだ。
すでに出会ってるし。
まだ出会っていないのは後2人。
騎士団所属予定の伯爵家の三男のガウディ・アームストロング。彼は真っ赤に燃えるような短髪をしている。
見た目も中性的というよりかは野性的な魅力をもっている。
ただ、若干脳筋なところがある残念な奴だ。
もう一人は学園の先生、魔法学の新米教師だ。
こちらは、緑色の長髪をしている。
若干気の弱さが伺える。
男爵家の次男のマーベルク・ダージキール。
どちらもまだ会っていないので、これから会うことになるだろう。ヒロインちゃんに事前に聞いてみたが、やはりまだ会っていないとのことだ。
ヒロインちゃんが会ったことがあるが、私があったことのない攻略対象もいる。
こちらは平民だ。
ヒロインちゃんの幼馴染みのルーク・テキドーラ。
ヤンデレ予備軍の危険なやつだ。
ヒロインちゃんと同じ学園に入りたくて、いろいろ法律ギリギリなことをやらかしたらしい。
詳しくは知らないが、ヒロインちゃんが嘆いていた。
ゲームの中での彼らのことはよく知っている。
でも、現実の彼らはどんな性格をしているのかもわからない。
これからどう進んでいくのだろうか。
そして、一番不安なのが隠しキャラ。
実は、私もヒロインちゃんも隠しキャラを攻略する前に不慮の事故死んでしまっている。
よって、隠しキャラの名前も容姿もわからない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます