第292話 モニ系おまけ劇場『薙ぎ払え!』

ミール「なんでレーザー機が爆発した途端に《青竜》がやられちゃったのですか?」

Pちゃん「あのレーザー機が使っているのはガンマ線レーザーです。このガンマ線を発生させるために、小型プルトニウム爆弾を使っているのですが、当然の事ながらその爆発にレーザー機自体が耐えられません。核爆発で機体が壊れるほんの僅かの時間にガンマ線を増幅してレーザーを発射しているのです」

ミール「つまり、機体自体が崩壊しながら、レーザーを撃っているのですね?」

Pちゃん「そうです」

ミール「つまり、お姫様に『薙ぎ払え!』と命令されて、口からビームを吐きながら崩れていったアレも同じ武器を使っているのですね?」

Pちゃん「違います! 第一アレは二発目を撃ちながら崩れていったでしょう。グレーザー砲は一発使い捨ての兵器です」

ミール「ええ!? だって、『時空穿孔船リゲタネル』では、リゲタネルが船首グレーザー砲を連続で使っているじゃないですか」

Pちゃん「あれは……後書きじゃ説明できません。「時空穿孔船リゲタネル」を読み返しなさい」

ミール「そうやって、読者様を誘導しようというのですね?」

Pちゃん「なんのことでしょうか? ほほほほほ!」




……ミールとPちゃんがいっていた「アレ」とは何か分からない人は『風の谷のナウシカ』を見よう。見る時はハンカチを用意して……

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