第211話 モニ系 おまけ劇場『あたしのプリン』

○ 停止した車の中


ミク「ふあああ……よく、寝た」


○ 車外


 ミク、車から降りてトレーラーへ向かう。


ミク「プリン♪ プリン♪ あたしのプリン♪」


○ トレーラーの中


 冷蔵庫を開く。


ミク「ん?(怪訝な顔)」


○ トレーラーの上


ミク「お兄ちゃん。あたしのプリンが一つ少ないんだけど」 

海斗「一つぐらいいいだろ」

ミク「お兄ちゃんが食べたの?」

海斗「いや、あの子だ」


 海斗はミーチャを指差す。


ミク「ちょっとあんた! あたしのプリン!」

ミーチャ「わ! な……なんですか?」


 ミク、ミーチャの顔を見つめる。


ミク「か……可愛い」

ミーチャ「あの……何か?」

ミク「あたしのプリン、もう一つ食べていいわよ」

ミーチャ「え?」

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