第2話 六番目の女あらため七番目の女


 顛末を少し語ろうと思う。


 わたしたちが転移した部屋は、彼が最初にこの世界からいなくなった場所。

 すなわち彼の部屋。彼の家。

 彼は急くようにして一階に下り、――そして、彼のお母さんと再会を果たしたのだ。


 その感動といったらなく、わたしたちも涙せずにはいられなかった。

 また、わたしたちが自己紹介と事情説明をしている間に、連絡を受けた彼のお父さんも帰ってきて、彼と熱い抱擁を交わした。


 その後は、お父さんも交えて改めて自己紹介と事情説明。

 わたしたちがいったい何者であるか。今日まで彼がどこでなにをしていたか。

 突然わたしたちの世界にやってきた彼が、勇者となり、魔王を倒す――そんな彼の英雄譚だ。


 ご両親は最初こそ、「なに言ってんだ、こいつら」といったような、疑わしげな表情をしていた。

 しかし、実際に彼が『勇者の剣』を虚空から喚び出すと、態度は急変。

 目を丸くして驚き、信じざるを得ないといった様子だった。


 どうもこの世界の人間は、魔法が使えないらしい。

 いやまあ、わたしも使えないんですがね。へへっ。

 というか、わたしたちの世界でも、魔法を使える人間なんて極稀だ。

 ハーレムメンバーの魔法使える率が高すぎて、時々勘違いしてしまうが、わたしこそ標準なのだ。


 話に一段落がつくと、向こうの世界で彼がお世話になったということで、ご両親からわたしたちにお礼の言葉があった。

 加えて、ぜひ泊まっていってもてなさせてほしいという、申し出も。

 だが、ここでご両親とわたしたちとの間で、認識の齟齬があった。


 ご両親は、わたしたちが世界間を自由に行き来できるものだと考えているらしい。

 だから、彼を送り届けたのちは、元の世界に帰るのだとでも思っているのだろう。


 もちろん、わたしたちにそんなことはできはしない。

 異世界間移動は片道切符だ。わたしたちにはこの世界で暮らす以外の選択肢がなく、それでいて、この世界に縁もゆかりも異分子でもある。

 よって、彼に面倒を見てもらうことは必要不可欠。


 そのことを、やや言いにくそうに彼が説明すると、見る間に曇っていくご両親の顔色。

 そして、「ちょっと……」と彼は別室に連れて行かれ、そこで彼とご両親との間で言い争いが勃発した。

 リビングから耳をそばだてて聞いてみれば、どうも彼の家は一般家庭であるようで、これだけの人数を養うだけの余裕はないようだった。


 これには魔王を倒した最強無敵のハーレムメンバーも、なすすべなく顔を見合わせるほかない。

 特にわたしは、平凡な――ともすれば、貧乏といっても過言ではない家の生まれだからこそ、この問題の切実さがよくわかった。


 だが、どうすることもできない。

 せめて、生活費の足しになりそうなものでも持って来ていればよかったのだが、皆はほとんど無計画に飛び込んだとのこと。


 一方で、わたしは計画的な行動であったものの、前述の通り、たかが村娘。

 それこそ、周りの濃いキャラに押されて、貧乏キャラで売っていこうとした時期もあるくらいなのだ。

 そんなわたしの財産といえば、みんなからパシらされるたびにちょろまかしている、財布の中の銀貨だけ。


 我ながらよく貯めたものだと思ったが、ここにいる全員の生活費ともなると、とても足りないだろう。

 どいつもこいつも、金銭感覚ぶっ飛んでるし。


「……どうすんのよ」


 いたたまれない沈黙の中、貴族令嬢が口を開いた。


「だいたい多すぎるのよ! 九人であいつのとこに押しかけるとか馬鹿じゃないの! ご家族の迷惑をちょっとは考えなさいよ!」


 暴論だ。

 自分のことを棚に上げ、わたしたちに責任を押し付けるがごとく、貴族令嬢は八つ当たり気味に叫んだ。

 すると、少々の皮肉を交えて、毅然と言い返したのが聖女である。


「何事も自分本位ですか。そういうことなら、まずあなたがここを去って、ご家族の負担を減らすべきでは?」

「なんですって!?」


 こうして、こちらでも言い争いが始まった。

 いやいや、人様の家でなにやってんのあなたたち。

 失礼とかいうレベルじゃない。


 とはいっても、これはいつものこと。

 貴族令嬢と聖女は犬猿の仲。本質的に決して交わらない間柄で、所構わずすぐ喧嘩をするのが常だった。

 彼女たちが、『彼争奪レース』の第一位と第二位であることも、その仲の悪さに拍車をかけているのだろう。


 そして、こうなったらもうお手上げだ。

 第三位の女師範は困ったように視線で助けを求め、しかしその視線を受けた第四位の女盗賊は、どうしようもないとでもいうように肩をすくめた。


 第五位の獣人少女などは、怖がるように尻尾を丸め、遠巻きに関わらないようにしている。

 以前に一度諌めようとして、散々な目にあったことがあるのだ。


 もちろん、わたしも関わろうとは思わない。

 それどころか、わたしに限っていえば、空気と一体化することが求められた。


 ここでちょっとでも油断すると、「わたしが正しいわよね!」「いいえ、私のほうが正しいですよね」といった具合に、二人からどちらが正しいのか選択を迫られるからだ。

 それも、なぜかわたしにだけ。


 なんなのだろう。

 与し易いとでも思われてるのだろうか。


 なお、この選択に正解はなく、選ばれなかった方からは一方的に険悪な空気を作られ、わたしは数日間とても嫌な気分にさせられる。

 どちらも選ばないという選択肢もない。その場合、争いは一旦横に置いて、両者の怒りの矛先がこちらへ向く。

 優柔不断な人間が大嫌いなのだ、彼女たちは。

 そんなわけであるから、『わたしは空気、わたしは空気』と念じながら、わたしは背景と同化した。





「ほほほ、全くお下品ですこと」


 二者の口論を蔑むように笑ったのは、今までらしくない沈黙を貫いていた悪役令嬢だった。

 これを見逃す貴族令嬢ではない。


「あんたも同じ文無しでしょうが。なに他人事気取ってんのよ」


 聖女との争いを一時中断し、貴族令嬢は獲物を見つけた猟犬のごとく悪役令嬢へと噛みついたのだ。


「というか、ほかに取り柄のないあんたからお金までとったら、なにが残るのよ。こういうときこそ、あんたの出番でしょうに。ホント使えないやつね」


 貴族令嬢にとって聖女が天敵であるならば、悪役令嬢は家の事情が絡んだ故敵である。手加減はない。

 だが、悪役令嬢はどこ吹く風だ。貴族令嬢の嫌味を受け流すがごとく、余裕の態度でもって応えた。


「確かに現在の・・・わたくしに持ち合わせはございませんわ。ですが――」


 途中で言葉を区切り、悪役令嬢がパチンと指を鳴らす。

 すると片膝を就いたメイドさんが、「どうぞ」と言って巾着袋を差し出した。

 その中から悪役令嬢が摘み出したのは、なんの変哲もない一粒の石――。


「ずっと秘密にしていたんですもの。知るわけありませんわよね。わたくしが、なにゆえ高貴であるか」


 言うやいなや、まばゆい魔法の光が辺りを包み、直後の現象にわたしは目を疑った。

 いや、わたしだけじゃない、ほかのみんなもだ。

 なんと悪役令嬢の手にあった石が、黄金へと変わったのであるからして。


「わたくしは身分も家柄も確かに素晴らしい。しかし、なによりもわたくしを高貴たらしめているのは、このわたくし自身でしてよ」


 既存の経済社会を混乱に落としかねない超稀少能力。

 確かに軽々しく口にはできない秘術だ。

 金銭感覚がおかしいハーレムメンバーの面々にあって、彼女はとりわけ散財が過ぎると思っていたのだが、これがからくりだったらしい。


 そして、彼女はご両親のもとへ。

 実際に机が丸ごと金に変わる姿を見て、ご両親の目の色も大きく変わっていた。


「まあ、この程度のもので生活費の足しになるかはわかりませんが、どうぞ受け取ってくださいまし。この豚小屋……失礼、少々小さめなお住まいで旦那様と暮らす以上、お義父様お義母様にご迷惑はかけられませんわ」


 これには一同、ぐぬぬぬ、と歯ぎしりだ。

 特に『旦那様』『お義父様』『お義母様』という単語には、思うところもあっただろう。


 しかし、文句は言えない。

 今後、わたしたちのここでの生活費は、悪役令嬢におんぶに抱っことなるからだ。


 それに今、悪役令嬢に対するご両親の評価はうなぎ登りなはず。

 そんな彼女の不興を買えば、最悪、ご両親のわたしたちに対する評価も落としかねない。


 とにかく、これで生活費の心配はいらなくなったのだ。

 そこは喜ぶべきところだった。


 しかし、問題はまだあった。

 ここ『ニッポン』では厳正な戸籍管理がなされているらしく、国民は全員登録され、それ以外の者が住まうには法的な許可が必要なのだとか。

「別の世界からやって来たけど、帰れないから、勝手にここに住んだろ!」といったふうに、簡単にはいかないらしい。


 とりあえず、役所に行って全てを正直に話すほかない、というご両親の結論である。

 ただし今日のところは、わたしたちの目立つ服装をなんとかしなければならないと言われ、服を買ってきてくださるとのこと。

 役所に行くのは、明日以降となった。





 やばい。ニッポンやばい。


 ニッポンのトイレやばい。なにこれ。温かいお水が色んな所を洗ってくれるんですが。

 というか、いろいろ刺激されて、お通じが良くなったんですが。


 テレビとかなに? 中に小人でも入ってるの?

 もしも~し、誰か入ってますか~?


 乗り物がやばい。

 一家に一台というレベルで、そこらじゅうをビュンビュン走っている、牽引動物なしの車とか。

 実際に乗ってみるまでは、車の底が抜けてて、誰かが足で走って加速をつけてから車輪で動いてるのかと思った。


 ――といった具合に、ニッポンSUGEEEEEE!! については正直語りだしたら切りがないので省略する。

 とにかく、魔法こそないものの、それ以外の文明は凄まじいレベルで発展しているのが、ニッポンという国だった。


 んで。

 わたしたちの滞在許可がついに認められた。

 ただし、話はだいぶ大きくなってしまったが。


 というのも、役所に行って説明したところ、最初は「なに言ってんだ、こいつら」みたいな顔をされた。

 まあ、この反応は彼のご両親ですでに経験済みだ。

 そもそも、わたしが彼と最初に会ったときも、異世界転移などという言葉を信じずに、「なに言ってんだ、こいつ」みたいな反応をした気がするし。


 しかし、証明することもまた簡単だった。

 彼のご両親にしてみせたのと同様に、この世界にはない魔法を見せればいいのだから。


 というわけで、さながらびっくりショーのごとく、魔法の数々が披露された。

 彼が『勇者の剣』を召喚したのを皮切りに、貴族令嬢が火を操って驚かせたり、女師範が分身してみせたり、女盗賊が天井を歩いてみせたり。

 あまりのことにギックリ腰を起こした年配の方を、聖女が魔法で治してみせたり。

 獣人少女がモフモフな動物に変身して、若い女の子たちにキャーキャー言われ、まさぐられたり。

 悪役令嬢が金銀をばらまいて、役所の人たちが地獄の餓鬼のごとく群がったり。


 それはもう、役所中を巻き込んでヤンヤヤンヤの大騒ぎ。

 となれば、当然期待される。いまだ、なにも披露していないわたしにも。


「それで、そこのあなたはなにができるのですか?」


 役所の一番偉い人がわたしに言った。

 それと同時、皆の視線がわたしへと集中する。


 うん、無茶振りはやめて。わたしはただの村娘だから。

 魔王と渡り合うような人外どもと一緒にしないで。


「わ、わたしは、その、す、炊事洗濯担当なので……」


 途端、どこからか聞こえた、プッという噴き出し音。

 こら、今笑ったの誰だ。貴族令嬢か、腹黒聖女か。


 ――と、こんな感じでわたしたちのことが認められ、最終的にこの国の一番偉い人まで出てくる事態となったのだ。

 その後は何日もかけていろんな検査を受け、病気とか持っていないことがわかると、ようやく解放された。


 わたしたちには戸籍が用意され、多額の生活費なども支給されるとのこと。

 ただし、住む場所は限定された。

 これは、わたしたちの存在を今はまだ誰にも知られたくないがためだ。


 どうやらこの国のお偉方は、魔法という存在に価値があると思っているらしい。

 この世界に魔法がないからこそ、誰よりも先んじて魔法を解明し、それによる利益を独占しようと考えているのだ。


 正直わたしから言わせてもらえば、誰でも使える『カガク』とやらのほうがよっぽど価値があるように思えるのだけどね。

 ぱっと見た感じ、魔法でできることのほとんどは、この世界のカガクで再現可能な気がするし。


 またこれに付随して、魔法をはじめとした特殊能力の開示を求められた。

 強制的なものではなく、あくまでも自主的な協力要請である。


 特に拒否する理由もない。

 わたしを除くハーレムメンバーたちは協力を約束した。

 要するに、彼女たちはこの世界で職を手に入れたということになる。


 じゃあ、魔法が使えないわたしは?

 はい、わたしは家事担当です。


 なお、これらの交渉において、こちらからも様々な要求を行っている。

 中でも女盗賊の『それ』は、わたしたちの将来にとても大きな影響を及ぼしたといっていいだろう。


「ちょっといいかな。俺たちがこの世界に骨を埋めなきゃならないというのは、そちらさんも理解してくれていることだろうと思う――」


 字面にすると、男が喋っているようにしか見えないけども、これは『女盗賊』の言葉。

 彼女は自分のことを「俺」と呼ぶ、男勝りなトムボーイなのだ。


「そこで、だ。俺たち全員が彼との婚姻を考えているんだが、重婚とかは法律的にどうなっているのかな」


 え? とわたしは目を丸くする。

 確かに彼と結婚を夢見ていたけれど、女盗賊の言い方はまるで、全員が彼と結婚するかのように聞こえたのだ。

 ほかの者も寝耳に水といったふうで、すぐには反応できないようだった。


 この件については、相手側も一旦持ち帰って検討するとのことで、即日の返答は避けられた。

 そして、わたしたちハーレムメンバーでも、このことについて緊急会議が行われた。


「ちょっと、どういうことよ女盗賊!」

「仲間に対してまで騙し討ちのような真似をするのは、関心しませんね。あなたは義賊ではなかったのですか?」


 貴族令嬢と聖女からは大ブーイングだ。

 なんてったって、『彼争奪レース』における第一位と第二位。自分だけが彼の隣に選ばれるとでも思っているのだろう。

 普段はいがみ合う二人も、このときばかりは共闘した。


 さらには悪役令嬢もキーキー騒いでいたが、いやいや、あなたは勘違いしすぎでしょ。

 わたしより順位下のくせに、なに言ってんの。


「なに、こんな状況だ。たった九人しかいない同郷の仲間であるからこそ、喜びは分かち合わないとな。

 それに俺は盗むと決めたものは必ず盗む。どんな手段を使ってもだ。

 義賊だなんだのというのはやりたいようにやった結果、周りが勝手にそう呼び始めただけに過ぎん。別に俺から気取るつもりはないさ」


 悪びれもしない女盗賊の言いようだった。

 それを聞いた貴族令嬢が、「あんたたちもそれでいいわけ!」とほかのメンツに呼びかけるも、わたしとしては願ったり叶ったり。

 正直、六番目のわたしが彼に選ばれるなんて思えないし……、いや今は七番目か。

 とにかく、この強敵たちの中からわたしが選ばれるなんていう、うぬぼれた考えはすでにない。

 また女師範・獣人少女・女魔法使いも自分の立場というものをわきまえていたようで、女盗賊の味方だった。


「くっ、いいわ。どうせ無理に決まってるんだから。わたし知ってるのよ。この国じゃ結婚は男と女、一対一で行うものだってね!」


 しかし、貴族令嬢の威勢もそう長くは続かない。

 後日、是非たくさんの人と結婚してください、という返事があったのだ。


 重婚は認めていなかったが、彼らは法律を作る側。

 特殊な事情もあり、すぐに結婚というわけにはいかないものの、将来的にはなんとかしてみせるとのことだった。


 すると、それを聞いて微妙な顔になる彼。

 悔しがるのは、貴族令嬢・聖女・悪役令嬢の三人。


 一方で喜んだのは、女師範、女盗賊、獣人少女、女魔法使い、わたし。

 あとメイドさんも。普段は無表情だが、口元に小さな笑みが浮かんでいたのをわたしは見逃さなかった。


 さらに国側は、まだ生まれてもいない子どもの縁談話まで持ってくる気の早さだ。

 どうやら重婚許可の真の目的は、わたしたちとの血縁だったらしい。


 でも、わたしとの子どもの縁談話がないのはナンデカナー。

 あれ、目から汗が……。





 それから三ヶ月が何事もなく過ぎた。

 ニッポンでの生活も慣れたもので、毎朝お米のご飯に納豆と味噌汁を食べて、昼は家事の合間にワイドショーを視聴して、夜はお風呂上がりに牛乳をプハーッ。

 もうどこから見てもザ・ジャパニーズって感じ。


 それはともかくとして、おめでたい話があった。

 なんと、彼と悪役令嬢との間に赤ちゃんができたのだ。

 わー、パチパチ、おめでとー!


 ……って、え? どゆこと?


 おかしい。これは家族会議である。

 わたしの調べによれば、いまだ彼とチョメチョメに至った者はいない。

 現在はわたしを含め、いずれもデートを重ねている段階だったはず。


 そこで、さらに重大発表。悪役令嬢のメイドさんも妊娠中だというから驚きだ。

 これは悪役令嬢も知らなかったようで、「どういうことですの!」と金切り声を上げていた。


 とりあえず、彼はほかの女性陣からフルボッコにされた。

 まあ、これは見慣れた光景だ。元の世界でも、こちらの世界でも。


 同時に、なんか納得してしまう。彼が悪役令嬢を選んだのは、こういうところだろうなぁと思った。

 少なくとも悪役令嬢は「お下品ですわ」と言って、彼に直接暴力を振るうことはしなかったし、付き従うメイドさんもしかり。


 でも、あれ?

 じゃあ、悪役令嬢と同じく暴力を振るったことのないわたしって、いったい……。




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