※過去エッセイ※ジャニーズの話
先日、浜松の点字図書館が毎月発行している音訳雑誌を聞いていたら、こんな話題を見つけた。
それは、2014年に嵐の二宮さんが、テレビ番組のロケで、我が地元で毎年ゴールデンウィークの最中に開催されている浜松祭りで上げられる大きなタコを、浜松祭り会館で上げたことをきっかけに作られた「嵐のタコグッズ」なる物が、生産が追い付かないほどの人気なのだそうだ。
嵐のタコグッズ・・・、そんな物があったのかー!長年浜松に住んでいるにも拘わらず、全く知らなかった。
いったいそれはどのような物なのか。その記事によると、二宮さんが上げたタコと同じ物のミニだこや、タコストラップ、さらには二宮さんが上げたタコの切れ端なんかもあるらしい。
私は嵐にはそれほど興味はないのだけれど、嵐のメンバーで、誰か好きな人を一人上げろと言われたら、大野くんだろうか。歌もうまいし、まじめそうだし・・・。
ところで嵐と言えば、ジャニーズの人気グループの一つなのだが、ジャニーズって、女の子なら、人生のどこかで1度は通る道のような気がする。生きてきた中で、何かしらのジャニーズのグループの誰かを好きになった時期が、多かれ少なかれあったんじゃないかなあって、そう思うのは私だけだろうか。
ちなみに私が女の子だった頃は(今はもう女の子と言えるような年齢ではない)、vシックスだった。その中でも私は特に、リーダーの坂本さんが好きだった。あれは小学校3年生ぐらいの頃だっただろうか。
その当時、「私vシックスの坂本さんが好きなの」と話すと、「えーそんなおじさんが好きなのー?」と周りからよく驚かれたものだ。そりゃあ9歳か10歳ぐらいの女子からしたら、20代後半の男の人なんて、おじさんに思うかもしれない。
それでもその頃の私は、当時浜松の駅前にあった原宿写真館という、アイドルグッズを扱っていたお店で、坂本さんのブロマイドや、ステッカーをよく買っていたほど好きだったのだ。
ブロマイドなどを買っていたとは言え、べつに彼のルックスが好きだったわけではない。生まれつきの全盲と言うこともあって、人の顔を見ることがないため、ルックスと言う物自体に、もともと興味が無いのだ。
じゃあいったい坂本さんのどう言うところが好きだったのか。それはずばり歌声である。彼の優しくて、落ち着いていて、だけど力強い・・・!あの歌声が大好きだったのだ。
そんな歌声から、あーきっとvシックスの坂本さんは、優しくて、落ち着いた大人のかっこいいお兄さんなんだろうなあと、勝手に想像して恋焦がれていたのである。
今でもどちらかと言えば、好みの男性は、年下よりも年上の方がタイプなのだけれど、きっとその頃から年上好きと言う好みが確立されていたのかもしれない。
それにしても、日本人は熱しやすくて冷めやすいと言われているようだが、私もその例にもれず、坂本さん熱は、わずか1年半足らずで覚めてしまった。そして高学年に上がった頃には、ジャニーズと言う物自体にも、だんだんと興味を無くしていってしまった。今ではkat-tun以降のグループに、誰が所属しているのかさえよく分からない状態である。
そんな中でも、「きすまいふっと2(英語表記に自信が無いので全てカタカナですみません)」や、「セクシーゾーン」が出てきた時は、とても衝撃だった。
何が衝撃かって、そのグループ名である。
「キスマイフット2」、日本語にすると「俺の足に2回キスをしろ」的な?!「セクシーゾーン」、ってどこだよ?って感じである。
いやあ、ジャニーズもついにここまで来たかーって思ってしまった。私はそれまでジャニーズと言うのは、清潔感があって、爽やかで、かっこいい少年やお兄さんたちってイメージを持っていたのだけれど、それがここにきて「きすまいふっと2」や「セクシーゾーン」と言った、良くも悪くも性的な物をイメージさせるようなグループ名をつけるなんて、彼らが出てきた当時は、本当にびっくりした。
そうだ、この際ずっと疑問におもっていたことを聞いてみよう。
セクシーゾーンって本当にセクシーなのだろうか。
いったい彼らのどう言ったところが、どんな風にセクシーなのかを、全盲の私にも分かるように、どなたか教えていただきたいのだが・・・。
と、何だかとりとめもなく書き続けてしまったけれど、何が言いたかったのかと言うと、ようするに、嵐はすごい!
2020年で活動休止してしまうけれど、きっとすぐに復活してくれるんじゃないかなあって思う。何となく、そんな気がする・・・。
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