第五話『神ノ落とし子』
昔の話だ。ずっとずっと、遥か昔。
それこそ、太古にまで遡る。
『魔神ノ子』と畏怖された少女が居た。煌々と照りつける太陽に照らされた、草木広がる美しき庭園。そこに、ある一つの神話があった。
不滅を謳い、壊滅を誘い、破滅を齎す『魔神ノ子』──そう、畏怖された少女が居た。
名はリーベ。ああ、そうだ。俺の愛娘だ。
リーベには友達が居なかった。
数多の才に溢れ、強過ぎた故の孤独。しかし家族にその寂寥を嘆くことは無く、いつも陰で一人、孤独の恐怖に怯え、友という存在を渇望していた。
そんな少女に、ある日、月の使い魔・『ツキウサギ』である一人の少女が話しかけた。アヌリウムと名乗ったその少女は、何色にも染まらないぐらいどこまでも白く、いつも笑顔を浮かべているような『善人』だったそうだ。
そして、リーベはアヌリウムに問い返す。
あなたは私を愛する人ですか──と。
中々面白くて可愛らしい返事をするものだろう? 普通は自分も名乗ったり、何の用事ですか、とかそんな感じで問い返すのが筋というか当たり前な対応だからな。
しかし、アヌリウムは戸惑いながらも肯定した。あとで聞くところによれば、一目惚れだの生まれた時からだの、ろくに馴れ初めの詳細は語ってはくれなかったが、このあとのことがその内に入るというのは間違いないだろう。
リーベは言った。戦って確かめ合いましょう──と。
その戦いというのが──
「いやいや、ちょっと待て」
「ん? どうした、蒼原君。いや、君はもう既に記憶を取り戻しているから『神ノ落とし子』こと蒼原森檎と言うべきか」
「その二つ名は格好いいけれど、今はそれより、俺の存在とかリーベとかアヌリウムについての詳細を要約した説明をくれといったんだよ。なんか急に昔話語り出したと思ったら愛娘の自慢かよ。いや、確かに可愛いけれど、時は一刻を争うんだぞ」
「ははは、分かった分かった。いやぁ、まさか君とこうして再び巡り会うことが出来るなんて思いもしなかったものだから……。でも本当に、我々は中々数奇な運命を辿ってきたものだねぇ」
「ホントだよ。今さっき全てを把握したばかりの俺の身にもなって欲しいものだよ」
俺とこうして感慨にふけりながら話しているのは、何を隠そう、『神ノ落とし子』の二つ名を持つ──正確には二つ名と共に記憶を取り戻し、本来の在り方を顕現させた蒼原森檎である。
もっとも、取り戻したといってもそれはつい先程のことなので、彼も困惑を隠せてはいない。
「まあ、君が言った通り、時は一刻を争う。だから、単刀直入に言おう。──娘を救ってくれと」
「いいのか? 俺にそんなことを頼んで。俺とブディーディ──いや、当時の『漂流者』と『魔王』にしてリーベの父親であるあんたの間には、確執とまではいかないが、それに似たようなものあるだろ」
「え? そんなものがあったの?」
「え?」
「え?」
まさか、俺と彼の間にそのような負の関係があるとは思わなかった。あったとしても、それは多大な『恩義』だ。彼が身を挺して娘の暴走を食い止めてくれなければ、俺が実の娘に直接手を下していたことだろう。
そのような悲劇が生まれなかったのは、間違いなく蒼原君のお陰なのだ。なのに申し訳なさそうに目を伏せているのは、ひょっとして……
「ひょっとして、君は、『自分が安易に首を突っ込まなければリーベは輪廻転生を繰り返すことは無かったのではないか』なんて、間違った考えをして自分を責め立てているのではないか?」
「なんか恥ずかしいな。でもその通りだ。俺があの時、あの場所に居なければ、リーベはあんたに呪いをかけることは無かった……俺が生半可な気持ちで余計なことをしなければな」
「やっぱりね。変なところで生真面目というかなんというか……いいかい? 君はあの時、リーベの暴走を止めて、本来ならば俺がやらなければならなかったことを、無関係な筈だった君がやってくれたんだ。それは紛れもなく、君が素晴らしい正義心のもとに動いてくれた証拠だよ。それに、リーベに呪いをかけてしまったのはこの俺で、あの子を苦しませた原因にはなり得ない──」
「違う、そうじゃないんだ。そういうことじゃあないんだ」
「……?」
「多分、あんたはまだ勘違い──いや、見落としている点がある。その答えを俺があんたに告げた時、あんたは俺を敵視せざるを得なくなる。そんぐらいのことを、俺はやらかしたんだ」
蒼原君が、冗談が通じなさそうな本気の目付きで俺を見据える。そして、気付く。
その黒い瞳の奥に、微かな揺らぎが生じていることに。
けれど、彼は言うのだろう。吐露するのだろう。俺もリーベも、もしくはアヌリウムさえも知り得ない真実とやらを。
蒼原君が、重々しく、しかし迷いを振り切ったようにして口を開く。
「……『魔族狩り』を企てたのは……俺だったんだよ」
「────」
「あの時、俺は『神ノ落とし子』として、『神様』から直々に、『魔人』を根絶やしにせよという命を受けていた……彼らの強大過ぎる力が、世界の均衡に綻びを生みかねないと危惧していたんだと。俺はそれに従い、その結果、多くの腕利きの魔術師達を率いて『太古の箱庭』を襲撃させ、あんた達の安寧の日々に水を差したんだ」
「蒼原君……」
「生半可な気持ちで余計なことをしなければっていうのは、そういうことだ! 俺があの時! あの場所で! 神からの命令だということを免罪符にしてあんた達の幸せを根こそぎ奪い取ったんだ……ッ! なのに、俺は加害者の癖して被害者ぶって、訳の分からない贖罪めいた気持ちでリーベの暴走を命引き換えに食い止めて……そんで、あいつはあんたから罰を受けて、あんたもそれを悔やんで同じ思いをして……アヌリウムの怒りだって、全く逆恨みなんかじゃなかった。それどころか実に的を射た怨嗟だ。結局は、ここに来る前に受けた拷問は、知らずうちにあいつにとっての復讐を果たし、俺は報いを受けたってことになる。……どうだ、見方がまるっきり変わっただろ? 本来ならば、俺はすぐにでもここであんたから罰を下されてもおかしくない。生死の狭間を漂う曖昧なこの状態から、地獄に落とされて永久に転生すらも出来ないような状態に陥ったとしてもそれは突然の報いだ。俺が現実世界から消えたことで神の顕現状態は不完全だろうけれど、『魔術精霊』だったあんたなら、俺に近しい立ち位置にはなれるだろう。だから……。だから、決めてくれ。俺はあんたやリーベと同じように、幾度と無く輪廻転生を繰り返してきた。しかしいつも記憶は引き継がれることは無く、今回みたいに全てを知るようなことは無かった。だから、これは節目だ。ここであんたから報いを受けるか、リーベを救ったあとに、彼女から報いを受けるか。決めてくれ……ブディーディ」
そう言って、言い切って、彼は俺に判断を委ねた。
自らの罪を露呈し、赦しを乞うことも無く。
永劫の時に纏わり、そして現に起こっている災厄の真の元凶が自分自身であると理解し、受け容れた上で、彼は頭を垂れていた。
数奇な因果が取り巻く残酷な螺旋。悲劇の連鎖とも言えよう。
確かに、二番目の選択肢──彼にリーベを救ってもらった上で彼を世界から完全に取り除けば、理屈では因果応報が成立するのかもしれない。
でも。
「顔を上げてくれ、蒼原君。俺は別に君をどうこうしようなんて思ってはいない」
「──! なんで、だ! 仲間の皆が死んだのも、ルチスリーユさんが心にとてつもなく深い傷を負ったのも、リーベが一人で苦しんでいるのも、アヌリウムが野望を企てたことだって、全部俺のせいだろ! 俺が犯したたった一つの過ちで、一人一人が享受する幸せは壊され、いずれは世界の全てが破滅するんだ! ……どうして……どうして、そんな誰よりも極悪人である俺を目の前にして、そんな呑気なことが──」
「──呑気なのは君の方だろうが」
「……ぇ?」
「呑気なのはお前の方だって言ってんだよ!」
激昂するのはどれくらいぶりだろうか。
これまで歩んできた幾つもの人生においても、このように怒りが心を焦がしたことはそうそう無かった。
それほどに、彼の言っていることは筋違いだった。
それほどに、彼の態度は吐き気が込み上げてくるぐらいに心底からの苛立ちを覚えた。
常に飄々として穏健だった俺では有り得ない激情を、眼前で情けなく泣き喚く弱虫に、あまりなくぶつけていく。
「自分のことだけでなく周りのことも考えろ! お前が死んだらリーベはどうなる! あの子はお前が死んだら、間違いなく嘆き悲しむだろう。そして、また一つ悔恨を背負うことになるだろうな」
「──ッ!」
「どうしてそう傾いた考え方しか出来ないんだ。もっと柔軟に、シンプルに考えろ。俺はお前に報いなんてものは与えない。ただ、託すだけだ。我が娘を救い、その後の時を共に過ごしてくれと、そう託すだけだ」
「ブディーディ……」
この少年は、なんと生真面目で不器用な性格をしているのだろう。そして、どこまでも弱く、脆い。けれど、それと相反するかのように、芯は人一倍強く、妙なところで賢明な部分がある。
複雑怪奇な結び目を的確に紐解いて、一つ一つの物事を客観的に批評し、そんな自分をまたもう一つの視点で批評し、そしてまた──そういったことを無意識の内に繰り返してしまうのだ。
それが短所でもあり、長所でもある。弱い点でもあれば強い点でもある。
だが、今は短所として、己で己を知らずのうちに蝕んでいるのだ。
そして、きっとそれは、どんなに長い時間をかけても受け止めきれるかどうか分からないような大き過ぎる罪を、まだ知り得て間も無い時間で受け止めきれなかったことが顕著に出たということなのだろう。
達観しているように見えて、肝心な部分を見落としている。
彼も、俺やリーベと同じように幾度も輪廻転生を繰り返し、数多の人生を辿ってきた。
その度に外見や出生など、それこそ前世の面影が無いぐらいに記憶と共に塗り替えられてしまっただろう。
しかし、根底に眠るものは何一つ変わらなかった筈だ。もしかしたら、知らないうちに俺達が別の世界で巡り会っていたことだってあったかもしれない。
何にせよ、彼が罰を乞い贖罪を志すというのならば、俺は彼に願いを託そう。
「結局、皆が皆、同じようにして罪を背負い、運命の掌の上で踊っていたってだけのことなんだよ」
複雑に絡まった紐を解くのに時間がかかるように。
白黒はっきりつけるまでに、だいぶ時間がかかってしまった。一生涯を何生涯繰り返してきたのだという、シャレにならないような洒落すら言えてしまう程に。
「もう、君一人で全てを背負う必要はどこにも無いんだ。俺も君も、リーベには本当に迷惑をかけてしまった……」
そしてリーベもまた、蒼原君への恩義を、後世もその先も、今に至るまで、ずっと周りの人々を支え、助け、守るといった形で貫徹してきた。
けれどその反面、自らの、何度も転生しようが手放すことが出来なかった悪魔としての習性に悩まされ、苛まれ、その果てに築いてしまった屍を前にして慟哭したことだろう。
恐らく、あの子もまた、罪を重ねていってしまった。
悪魔は生を享受すると同時に他者の魂をも喰らう。
さっきまでの人生では、あの子は『そう』ならないために極限まで人に身を近付けていたけれど、それは、これまでの時間の中で意に反して築き上げてしまった罪の重さを如実に物語っていた。
「全てを都合良く幸せに……なんて絵空事は言わない。でも、ただ一つ。どうか俺の願いを叶えてくれ。どうしようもなく身勝手で傲慢なことを言っているのは分かっている。それでも、あの子には……あの子だけでも、幸せになって欲しい。それが親として……最期に望む願いだ」
肝心な部分は人頼み。都合の良すぎる懇願。エゴイズムに浸っているだけなのかもしれないし、そんな自分に酔ってすらいるのかもしれない。
でも。それでも。
願いが潰えないのなら。それを叶えられる兆しがあるのなら。
それに縋って、託して、委ねるしか無いではないか。
今更、救いなんて求めはしない。
ただ、願うだけだ。
たった一人の愛娘の幸せを、願うだけだ。
「──分かったよ。それがあんたの願いだっていうのなら、それが何よりもかけがえなくて替えようがないのなら、俺がそれを背負い、必ず実現させる」
罪の重さや後悔の念に打ちひしがれていた、弱々しく揺れていた蒼原森檎はもうどこにも居なかった。
「必ず、だ」
「ああ……」
今目の前に居るのは、大罪をありのままに受け入れ、自分本位で我儘な願いを聞き入れて背負ってくれた、『あの頃』と何ら変わらない面構えをした救世主そのものだった。
どこまでも眩しくて、危うげで──しかし心強く、それは一つの理や概念すらも意に介さないような意志を持つぐらいに。
「でも、一つだけ条件がある」
「条件……?」
深呼吸して心を落ち着かせている彼が、何かを思い付き、短い逡巡の後に覚悟をしたような様子で、俺に向かって人差し指を立てる。
「俺の好きなようにやらさせてもらうぜ。多分、それが成功したら、下手すりゃあ皆がハッピーになれる。どうだ、最高だろ?」
そう言って、人差し指を立てた右手を拳に握りしめてはにかんだ。
随分と久しぶりに見たような、年相応の笑顔。鋭い目付きにより一層鋭さが増し、些か凶悪面に見えなくもないような笑顔。
しかし、それを見てほっとするような気分になれたのは何故だろう。
まあ、答えは既に分かっているようなものだが。
「ああ……本当に、最高だな!」
彼がどんな案を思い付いて笑顔を見せたのかは分からない。けれど、きっとそれは凄く素敵でファンタスティックこ結末になるのだろう、と。
そう心の底から思い、俺も彼の拳に右手の拳を当てる。
すると、お互い勢いよく何度かハイタッチなんかを多種多様に交わし、最後に差し出された手を握りしめて。
「まあ、なんだ。色々……本当に色々あったけど、とりあえず、この世界に招いてくれてありがとな。お陰で、長々とダラダラと続いた色々な因果に終止符を打てる」
「それはお互い様……──で、やんすよ。わっしも蒼原君と出会えて良かった。叶うのなら、こんなに天気がいいのだから、ゆっくりとお茶でもしながら、それぞれが歩んできた人生についてでも語り合いたいものでやんすね」
「ははっ、でももう、お願いごとは唱えちゃったから叶わねぇな」
「ふっ……それもそうでやんすねぇ」
先程までの張り詰めた空気とは違い、今はもう、とっくに竹馬の友と再会でもしたかのような、暖かく和やかな雰囲気があった。
しかし、それと同時に共在するのは、一抹の夢が醒めてしまうのではないかと思うぐらいに、ただただ儚いという感情。
「なぁに、心配すんな! 全て上手くいってハッピーエンドになった暁には、その願い事も願うまでもなく実現するかもしれねぇからよ」
「……っ。ああ、期待してるでやんす!」
目頭を熱くしてゆっくりと零れ落ちるそれを、強く瞬いて消し飛ばし、目の前の少年に願いを託して、ゆっくりと握手をほどく。
「ああ、任せとけ!」
少年は再び笑顔を、しかし今度はさらに力強く浮かべて答える。
もう本当に、心配は要らないのだろう。
やがて、颯爽とそよ風が吹き付け、それが合図の役割を果たしたかのように、蒼原君は振り返って前へ踏み出す。
しかし、二歩、三歩と大きく踏み出したところで、再度こちらを振り向く。
「俺がもし、リーベを好きだって言ったら……どうする?」
少しおどけたように、彼はそう言った。
何故、今このタイミングなのだと叫びたかったけれど、そういった衝動を押し殺して、最後となるだろう彼との会話を綺麗に後味良く終わらせるために、最高の返答を贈ろう。
「そうでやんすねぇ……あの子は恋愛的な意味でも、基本的には殆ど誰にも靡くことは無いし、現状であれば尚のこと難しいでしょう。でも──」
でも、今の彼であれば。
「そういうことも、リーベの苦難も、全世界の幸福が不可能だということも含めて。……そういう固定概念をぶっ壊すぐらいのことをやってのければ、振り向かないことも無いんじゃあないでやんすか~?」
「ほぉう? 中々ハードル上げてくるじゃん、親父さん」
少年はそれを聞いて、強がるようにして口角を上げる。しかしすぐに嘆息してそれを戻すと、軽く二、三回ジャンプをして、向こう側へ走っていく。
最後にもう一度振り向いて、
「上等だよ!」
拳を突き出して宣言し、彼は今度こそ駆けていった。
恐らく、この場所のどこかに居るだろうリーベのもとへ向かうために。
彼女を愛し、己に怨嗟を滾らせる少女との因縁に蹴りをつけるために。
──全てをハッピーエンドで終わらせるために。
俺はただ彼を信じて、泡沫のように漂いながら吉報を待ち侘びる。
その背中に全てを託して。
「頼んだぞ」
願いの意志と共に言葉を紡ぎ、そして。
「固定概念を壊す者よ――」
果てしない魂の終着点へと旅立った。
**
あの時はとにかく無我夢中で、自分でもよく分からない感情に侵されていた。
思い返せば矛盾だらけで、けれど本心に嘘はついていなかった。
目の前で痛々しく力に蝕まれ、破壊の限りを尽くしていく少女を止めたいと、助けたいと思ったのは紛れもない本心からなのだから。
だから、俺は『神様』に頼んだのだ。普通、神と聞いたら手を合わせて願うことが正解なのだろうけど、その時、俺はあくまであの存在と対等に立ち、頼んだ。
──なあ、神様。『契約』の内容はあの子に適用してくれ。それ以外はあんたの力は借りない。……俺はあの子を助ける。
そして、俺は単身で災厄渦巻く少女のもとへと駆けていき、無謀にも身を挺して暴走を食い止めた後、彼女の腕の中で情けなく謝ることとなる。
あの時から、少なくともこうなることは定められていたのかもしれない。
今までずっと忘却されていた癖に、いざ戻ってみれば最初こそ焦りはしたものの、徐々にそれは血肉の一部となって俺自身の一部として完全に適応しやがった。
「リーベ……っ!」
しかし戸惑い振り返っている時間は無く。
ただ彼女の名前を叫び、複雑怪奇に絡まり過ぎた永劫の舞台に終止符を打つことへの固い決意を何度も確認しながら、だだっ広い草原の中を駆け抜けていった。
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