第八話『アザヴィール邸防衛戦』
音も無く忍び寄った暗雲は、瞬く間に悲劇を呼び寄せた。
穏やかな昼下がり。いつものように屋敷内での仕事を全うしている最中。
望んでもいない来訪者は現れた。
「…………」
屋敷の外──正門付近から感じる複数の殺気。
気配や察知を遮断する魔法を使っているのか。『獣術』によって研ぎ澄まされた超感覚を持ってしても、完全な把握が出来ない。
「……クロね」
何にせよ、相手が魔法で小細工をしている時点で、喜ばしくない面倒事を持ち込んでくる連中だということは明白である。
二階の中央に位置する執務室。ここには屋敷内全体に通信を行き渡らせる霊装がある。
その霊装を使い、屋敷内に居る使用人全員に武装の許可を下す。
これで、万が一の自体にも対処出来た。
「──本当にそれだけでいいのかのう?」
「──ッ⁉」
瞬時に振り向き、携帯していた銃型の霊装をホルダーから抜いて構える。
「おやおや、まあまあ。物騒な挨拶じゃわい」
「誰……?」
簡単に言えば、幼女だった。
スイセンの花模様が描かれた青地の着物に、白桃色の帯を着けた黒髪の幼女。
机を挟んで少し離れた位置に佇み、こちらを見上げている。
しかし、その黒い瞳は、無垢なそれとは遠くかけ離れた異質さを放っていた。
そのことや、今の今まで気配や姿形を超感覚で捕えられなかったことを加味して、やはりこの幼女は幼女と一言で言い切れる者では無い。
「わっちの名は翠扇。ヒユウ公国出身のいたいけな女の子じゃ」
「ヒユウ……ですって?」
ヒユウ公国。
このデイリーブ共和国とは対になる国風や文化を持つ国で、着物や刀、和食を始めとした、商業、観光にしても世界有数の実績を誇る国だ。
ブディーディ君の友達が居る場所でもある。そして、それに類する案件で思い浮かぶのは、やはり五年前の大規模紛争のことだが──
「この屋敷で仕えておるブディーディにヒユウの影響を与え、紛争を招いたのは他でもない、わっちよ」
「──!」
「あの男とは古くからの友でな? 奴がヒユウに来るごとに訛り、服装、刀の使い方などなど手取り足取り教えたものじゃわい」
軽薄な笑みを浮かべているが、嘘を付いているようにも思えない。
この話が本当なら、私がこの屋敷に仕える以前からブディーディ君はこの幼女──翠扇と知り合っていたことになるけれど、だとしたら、なぜ紛争なんかを起こしたのだろう──
………………。
「……あなた、話術が巧みですね」
「ほう、小細工は通用しないと?」
「これでも一応、当屋敷の筆頭メイドですから」
闇魔術の幻惑の類、もしくは単純に翠扇の技量か。
──意識が彼女一点に集中するがあまり、部屋全体を静かに侵食している白い光への反応が遅れてしまった。
正確に言えば、白い光は水蒸気のように虚空を漂っている。いや、もしくは水蒸気そのもの……だとしたら、この女は水属性系統を扱う魔術師ということになるが。
「言っておくが、わっちは魔術師ではないぞ?」
「なに……?」
「まあ、お主が頑なに封じ込めている獣の正体も早く見破りたいしのう。……さっさと方を付けるとしようか」
そう言うと、光の侵食と共に、彼女もまた静かに間合いを詰める。
「……舐められたものですね」
瞬間、白光が部屋を包み込む。
「お手並み拝見じゃ……」
眩い光がお互いの姿を霞ませて、それが戦いの火蓋を切って落とす合図ともなった。
翠扇は魔術師非ずして魔法を発動している。それは、霊装を使えば簡単な事なのだけれど、彼女の両手には何も無かった。
魔術師でも無ければ、霊装すらも使わない魔法の発動。
──なんだ。私と同じか。
そうね。じゃあ、まずはこの光を打ち消そう。
「──ガイアの恵みよ、我が内に秘めた魔を顕現せよ」
『獣人』としての『顕現』ではなく、体内に搭載された魔法の顕現。きっと、彼女も同じ方法を取っているのだろう。
右手の掌を白光に隠れた相手に向ける。床から足を伝い、膨大なエネルギーが体内に誘われ、それが循環して手に集結されていくのを感じる。
「──魔術演算、完了」
地霊、そして周辺の自然から得た地の魔力を凝縮させた波動。
それを、放つ。
霧のように漂う光のカーテンを消し飛ばし、前方に居るだろう敵に膨大なエネルギーが撃ち込まれる。
凄まじい轟音が響き渡り、衝撃波で部屋は一瞬にしてもみくちゃとなる。
あとで掃除しないと。
「……なるほどのう。やはりお主もそうであったか」
「ということはあなたも? 当時、多分会ったことは無いから同窓会とは言えないでしょうけれど」
私が放った魔法を正面から片手で受け止めた黒髪の幼女が、一人納得したといった様子で表情を綻ばせる。だとしても年相応に見えないのは何故だろう。
「『霊装搭載者』……か。外国に来てまで同類と巡り会えるとはのう。神様に願ってきた甲斐があったってもんじゃわい」
「あなたみたいな軽薄そうな幼女が、信仰に拘るような善人には見えないのだけれど」
「お前さん、見た目に寄らず毒が強いのう」
翠扇の態度でこちらも腑に落ちた。
今では闇に葬られて跡形もなく隠匿された儀式──たしか、『魔合神話』とでも持て囃されていたか。
簡単に言えば、魔術を扱えない『獣人』の体内に無理やり霊装を搭載するという、非人徳的な実験のようなものだ。
私も幼少期、教会に隔離されてその『儀式』を受け、一応は成功した。精神が狂い果て、人として壊れる寸前まで追いやられながら。
口八丁手八丁に騙し、子供を預かっては儀式を受けさせ、見るも無残な肉塊へと変貌させていった。その被害者数は一〇〇人前後だっただろうか。
私は運良く成功者となって生きた状態で目覚めたけれど、周りに居た子は全員失敗作としての末路を辿っていた。
その前も後も、成功者は私のみだと思っていたが──
「私も驚きです。あんな正気を失った『儀式』を受けて成功した人が、他に居ただなんて」
「お主が知らないのも無理は無いじゃろうよ。何せ、わっちはお主の後輩に当たるのじゃからな」
「時期が後だったってこと?」
「いや、わっちが『儀式』を受けたのはつい最近じゃよ」
「──は?」
「『魔合神話』は再開されたのじゃ。わっちが属する組織の長によってな」
無理解が思考を蝕む。
彼女は、この世のものとは思えない、人間の所業とは思えないあのような悪夢が、再び行われているのだと言っている。
「……ふざけるなッ! 何故、今になってまた……」
「長の女曰く、舞台は大詰めであると。わっちは別にあの女の陰謀には興味なぞ無いが、世界が生まれ変わる様をこの目で見たいということは確かじゃ」
「ふふっ……世界が生まれ変わる? 何を馬鹿げたことを──」
「──『太古の箱庭』。『ツキウサギ』」
「────」
藪から棒に登場した二つのキーワード。どちらも伝承の類で、普通なら場違いな昔話だと耳を貸さないところだろう。
それに思い当たる節が無いのなら、の話だが。
二つの単語は、どちらもリーベ様に関連するものだ。
『太古の箱庭』はリーベ様の故郷。そして、『ツキウサギ』は彼女のクラスメイトである少女が宿している『獣族』であった筈。
リーベ様を挟んでの関係性はあるけれど、二つの単語同士の繋がりは全くもって無関係な筈。
「わっちとお主がこうやって巡り会えたように、何ともまあ、世界は数奇な運命で成り立っているようじゃ」
翠扇が、魔法を食い止めた左手の掌に力を込める。
「──アクアの恵みよ、我が内に秘めた魔を顕現せよ」
「魔術演算は完了していないみたいですけれど?」
詠唱を紡ぐ前に、搭載された霊装にアクセスしなければ魔法は使えない。
「いや、もう演算済みじゃよ」
そう言って、彼女は窓の外を一瞥する。続いて起こる変化は、向けられた掌ではなく、庭園を流れる小川の微かな振動。
理解した。
「外か──ッ!」
窓を開け放ち、すぐさま外へ飛び出る。
なるほど微弱な変化をもたらされた水流が、巨大な柱のように天に向けて突き上がっていた。
庭園に着地し、右手はそのまま草生い茂る緑の絨毯にかざす。
「発動!」
地面を伝い、そのまま水柱の周辺の地面が隆起する。そこから出現するのは巨大な岩の手だ。それは突き出るや否や水柱を押さえつける。
「お見事じゃ。その手際の良さ、お主に宿る『獣族』の恩恵も少なからずあるのじゃろう?」
「あら、それはあなたもそうではなくて?」
左手に持っていた霊装を、いつの間にか左隣に移動していた翠扇に向けて撃つ。
しかし、放たれた岩石の球は虚空を飛んでいた。
「なんじゃ、とっくに気付いておったか」
後方から降り注ぐ声に向けて、右足を軸に左足で蹴りを放つ。『獣術』によって強化された反射神経と足。いくら翠扇が『幽霊獣』の力を使っているとはいえ、今のは避け切れなかったみたいだ。
「が──ッ⁉」
「極度の気配の薄さ……それに『獣術』を用いたら、確かに超感覚を持ってしても気付かないわけだ」
その証拠に、若干の透明化が為されている足をものともせずに浮遊している。
立ち上がり、翠扇を睨み付ける。
「魑魅魍魎の類だと笑い飛ばす者も多いがの」
「今私の目の前に居るのだから、笑い事では済まされません」
「ふむ。まあ、こうやって無駄口を叩いている暇もあまり無さそうじゃがの」
「暇、ねぇ。あなたが属している組織というのも忙しいのですか? 当屋敷にたった一人で来られるとは……」
「その『誤認』が持続されている時点で、お主は既に怪奇現象にあっておるよ」
言われた瞬間、何かが胸の奥に引っかかった。突如として湧いた違和感は、私の意識を現実から切り離そうとしてくる。
──相手は一人。
「──第一顕現、解放」
そんな筈は無かった。
濃密に漂う霧のカーテンの向こうには、この幼女の仲間と、それらと応戦している私の仲間が居る。
反動や暴走をといったリスク背負わずして彼女は倒せない。
五感がさらに研ぎ澄まされ、血脈が躍動し、力が増強される。
片足に力を込め、地響きを炸裂させる。それにより、まやかしと共に這い寄っていた霧を振り払う。
「これでおあいこでしょう?」
お互いが『顕現』の第一段階を解放し、手の内の断片を晒してリスクを背負った。
そして。
「ルチスさん!」
「フィアンリ……!」
少し離れた位置で、赤髪で虎の手足を持つ、メイド隊の仲間を発見する。
「奴ら、結構しぶといです……」
すぐに向き直った彼女の目の先には、白いローブを身に纏った者達が複数居る。
それだけでは無い。霧が晴れたことによって確認出来たのは、屋敷に残置しているメイド隊や警護隊と互角に対峙している大勢の白ローブ。
気配から、彼らも全員魔術師だろう。思いの外、状況を甘くないようだ。
それを確認し、不意に水柱の方を見る。
巨大な岩の手が凍りついた水柱によって貫かれており、それが勢いよくこちらの方へ倒れ──
「く──っ!」
即座に後方へ跳躍。
すると、四方からこちらに向けて魔法が発動される気配を察知する。
左──一キロ先。
右──高速で接近。
斜め左――地中を介して。
後方──一〇キロ先。
瞬時に補足。予測座標を規定範囲にて確保。
「捌き切れるかのう?」
一拍遅れて翠扇が魔法発動。
左から火球が迫り来る──左手に岩壁を作り上げ、反射。
右腕に短剣の刃先が届く──相手の手甲に拳を振り下ろし、その部位から持ち主の身体を粉砕。
地中から突き出た氷の角──左足の裏で粉砕し、それを伝わせてエネルギーを逆流。術者本人も爆散するだろう。
後方から迫る雷撃──左半身を捻り、左手の手のひらで地霊砲を放ち、雷撃を飲み込ませて倍以上の出力を狙撃手に命中させる。
翠扇は右手を突き出す姿勢でこちらに迫っている。今、表情は驚愕に歪み始めた。
──遅い。
手甲に振り下ろした右手の拳を彼女の手のひらに接触させる。
「爆ぜろ」
拳に凝縮させた地霊力と、若干の『顕現』によって強化された威力が直接、翠扇に激しく衝突する。
コンマ数秒の間だっただろうか。
緩慢に流れていた時が本来の速度を取り戻したかのように、為した影響が連続して反映される。
幾つかの衝撃音が轟いた。
敵勢力の中で随一の力を持つだろう翠扇の動きが一時的に止まった。それ以外の魔術師達は重傷を負ったか、死んだだろう。
しかし、今のは反撃したに過ぎない。敵数を一斉に減らすには、やはり。
「……その前に、リーベ様への連絡をしなくちゃ」
一瞬にしても、余裕が出来た。すぐに通信術でリーベ様に連絡を取る。
しかし。
「通じない……やっぱり、通信遮断の魔法、もしくは結界が」
「その通り」
微かな振動が身体を揺らした。反射的に下を見て、愕然とする。
「──が、はぁ……ッ⁉」
──刀が腹から突き出ていた。
「いやぁ、見事じゃったのう。流石は筆頭メイド、モノが違うわい」
業火が体内で暴れ出し、手足の先までを脱力感が襲う。
何故、何故、何故。
「ぐう、ぅッ!」
「おわっと」
意識の点滅に惑わされず、自ら前に踏み出し刀を抜く。即座に『獣術』で傷口を修復させ、間髪入れずに地霊砲を放つ。
「ふむ。中々難儀なものじゃのう」
しかし力は先より全く足りず、軽々と避けられてしまう。
「はぁ、はぁ……」
先手に回ったとしても単純な力量では無意味らしい。加えて、気配すらもまともに察知出来ないときた。
「しかし、ブディーディの話では、お主の力はこんなものではない筈じゃぞ。どうじゃ、わっちは今から完全なる『顕現』を果たす。じゃから、お主も最高の切り札を用いてわっちにかかってくるというのは」
「……生憎、諸刃の剣を使ってまでして不明瞭な勝機に賭ける程、私は馬鹿では無いわ」
「ほぉう? なんじゃ、落胆したぞ。お主、早々に方を付けなければ、最愛の姫君の下へ加勢出来ないじゃろうに」
「……ッ! やはり、お前らの組織の手がリーベ様の方にも……っ!」
リーベ様は、『禁薬』の密輸・密売に関与している容疑があるクラスメイトを、ブディーディ君と共に追っている最中だと思われる。
それを裏で糸を引いていた黒幕が『ツキウサギ』なる少女で、その者もリーベ様達と同じ場所に居るのだろう。
この襲撃は、私がその場に『無制限遠距離射撃』による援護を果たせなくするための策。
今こうして屋敷での攻防を繰り広げている最中も、リーベ様達は戦っておられると。
「ほぉら、さっさとわっちを殺さなければ取り返しがつかなくなるぞ?」
「一つ、質問に答えて貰いましょうか」
「ほう、なんじゃ?」
己の身体を修復しつつ、取り留めがなく、しかしどうしても気にかかった疑問を問う。
「何故、あなたはヒユウで紛争など起こしたのです?」
「なんじゃ、そのことか」
特に驚く様子も無く私の質問を受け、刀を担いで思案する。
そこに私が納得するような答えがあるとは思えないけれど。
やがて答弁が定まったのか、翠扇は顔を少し斜め上に傾げながら、何ともないといった様子で語り出す。
「あれじゃよ。大勢の人の『死』が必要だったのじゃ」
「…………は?」
「驚くことでも無いじゃろ。わっちは『幽霊獣』。人様の骸と怨念……それを喰らい、力を蓄える。人間が肉や魚を食べるのと大差無いじゃろう?」
何ともないといった様子で、語る。
「あの国は新体制派と旧体制派で対立しておった。じゃから、そこに根の葉もない噂話を吹聴するだけでも舞台は簡単に整った訳じゃ。理不尽や不条理が連鎖し、多くの人間が瞬く間に死んでいく。わっちはその間、縁側で散華していく桜を眺めながら茶を啜り、甘菓子で舌鼓を打ちながら遠くで聞こえる砲撃や爆音に耳を傾け、次々と出来上がっていく『美食』の馳走に胸を躍らせていたのじゃよ」
まるで懐かしき思い出を語るかのように、声音は穏やかなものだった。
だから、自分が表情を残忍なものに歪ませて、常軌を逸した狂気に染まっていることに気付いていない。
「あの兎の娘とはその時に出会った。そこからはあっという間に意気投合じゃ。なんでも、あの娘はブディーディを見つけ出した時点で満足気だったようじゃがの。何にせよ兎の娘は、心底愛するお主んとこのお姫様のために世界を壊し、塗り替える。わっちはその革新を間近で傍観し、溢れんばかりの美食を贅沢に食し、安らかに生を終えるつもりじゃわい」
幼女という見た目に酷く不釣り合いな狂気。惨忍に彩られた双眸はやがて恍惚に潤み、頬は赤みを帯びていく。
人徳や理性、人間に必要な思考や思想を排した歪な何かが、そこには居た。
罪を罪と思わない罪。
リーベ様は悪魔族で人の血を宿す『魔人』でいらっしゃるけれど、本当の悪魔というのはこの女のようなものを指すのかもしれない。
『儀式』を行っていた教会の連中や、これまでに対峙してきた魔術師や『獣人』──彼らの欠陥ぶりも中々のものだったが、この女や兎の女は、今まで見てきたそれをことごとく凌駕している。
そこまでくると、もはや笑いが込み上げてくる程だった。
「……そうですか」
背後では、今も仲間達が襲撃者達と戦っている。良かった。こちらはまだ誰も死んでいないようだ。当たり前だ。魔術師は中位〜高位魔術のそれを扱い、『獣人』は霊装を熟練に駆使し、個々の『獣術』を持ち合わせれば高位魔術師にも匹敵するの
だから。
今、私の周りで何人かの敵が血を吹いて崩れ落ちた。
さらに研ぎ澄まされた超感覚は、もはや一つ一つの行動さえも反射的に、それでいて確実的に実現させるらしい。
「それでえ? お主はこれからどううするのじゃ?」
狂人の問いかけに対し、唾を吐き捨てて答える。
「──全身全霊であなたを殺します」
「はははっ、その意気じゃ!」
踏み出しと同時に、大地が激震する。
そして、拳と刀が激突する。
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