第2話 登場

 机の横、電柱の陰になっている暗闇から男がひとり、街灯の光の下に出てきた。


 男は白いTシャツの上に赤と黒のチェックの服を羽織っていて、くたびれたジーンズを履いていた。くるぶしまでを隠すゴツい靴に、登山用のような大きなリュックを手に持っている。

 男は手に持った大きなリュックを机にドスンと置いた。いかにも重そうだ。


「ちょっと君たちに話があるんだ。こっちに集まってもらってもいいかな!」


 男は手招きして大きな声でそう言った。


「何なんでしょうか、怖い人でしょうか」香織ちゃんが怯えて言った。

「い、いくしかないんでしょうか」

「いざとなったらオレにまかせろ」

 藤野が自分のバイクの後ろにくくりつけたスパナを手に取った。


 さすが国家権力と闘ってる人は違うねーとか絶対言わない俺は、見て見ぬふりをしたが、香織ちゃんとモーリーには効果があったようで、二人は藤野の後ろに隠れるような位置に移動した。


「それ、なるべく使わないでくださいね、行ってみましょう」


 行ってみましょうは社長に言った言葉だった。


「そうだね、何か知ってそうだね」


 俺と社長を先頭にして男の待つテーブルまで歩いた。それを男は椅子に腰かけて待っていた。



「それで、なんなんですかね、この状況は」

 俺はテーブルまで来ると座っている謎の男に聞いてみた。


 近づいてみると男の顔がよく見えた。歳は30台中盤から40代前半だろうか、引き締まった体をしていた。


「君たちにちょっと協力してもらいたくてね、とりあえず5人」


「とりあえず5人ってどういう意味ですか?」俺は聞いた。

「まあ、座ってくれ。ちょっと長い話になる。それに・・・」

「それに?」

「いや、話の順番ってものがある。順番に話させてくれないかな」


「これがここだけの事象で、世界が正常に平和に動いているのなら、この壁の外は大パニックになっていたりしないかい?」社長が言った。「それにこちらにも予定がある。家に帰って寝てまた仕事に行かないといけないんだ」


「それについては・・・心配ない。というか、外の時間は止まっている、ぐらいに考えてくれないだろうか。時間のこと、明日の予定のことをしばらく気にしてほしくないんだ」


「それだと、外の時間は止まってはいない、と言っているように聞こえますが」

 俺は男に言った。

 男は話が下手なのか、それとも嘘がつけないのか、どっちにしろ悪い人ではない気がした。


「まあ座ってくれ、自己紹介がまだだった。俺は富沢フミハルという。登山家で写真家で、いろいろな山に登って写真を撮って食っていた。食えないことも多くて肉体労働のバイトもいろいろした。一般的なサラリーマンではないが、悪い印象は持たないでほしい」富沢は言った。「では君から自己紹介をお願いしてもいいかな?」


 富沢と名乗った男は一番端に座った俺に手のひらを向けた。富沢の座っている反対側に俺たちは座っている。

 左から俺、社長、藤野、モーリー、詩織ちゃんの順番だ。詩織ちゃんはお姫様席だ。長いテーブルの上座に座っている。


「岩崎純、コンビニ店員。夜勤は6時まで。6時になったら帰りたい」


「穴澤正俊、システム系の小さな会社をやってる。明日の昼までに出社したいんだ、ちっと大切なミーティングがある」


「オレは藤野、藤野コウヘイ、大友康平の康平。爆速神威(バクソクカムイ)所属。仕事は植木屋の見習い」


「も、森雅男です。仕事は、今はしてません。コメ職人とか歌詞職人とか、コメで盛り上げるのが得意です。か、彼女募集中です」


「佐々木香織です。声優目指してます!」


 香織ちゃんの顔が真っ赤になった。かわいいなーと思いながら富沢と名乗った男を見た。自己紹介は終わった。次は?という空気だ。


「ちょっと見てもらいたいものがある」


 富沢は立ち上がり、机の上に置いた大きなリュックのジッパーを開けた。そして中から手のひらサイズほどの、いくつかの物を取り出した。

 金属でできた黒い四角いものと、見たことのない果物が書かれた四角い缶詰、赤い箱の、お菓子の箱のようなもの、黄色い箱の何か。

 最後に大きめの長方形の黒い板、折りたたんだ将棋盤ぐらいの大きさと厚さだ。


「外国土産? どこの国だい?」


 社長が聞いた。富沢が取り出した紙箱や缶のパッケージには知らない文字が書かれていた。


「どこだろうね」


 富沢が半笑いで答えた。


「たとえばこの赤い箱を開けてみよう」


 富沢は赤い箱のパッケージを取って両端を持って引っ張った。すると赤いパッケージは真ん中でプチプチと切れた。紙箱は2層構造になっているように見えた。紙箱が切れた内側でフィルム包装が同時に切れた。そして中には真っ赤な板が入っていた。


 富沢が中身を取り出した。

 真っ赤な板は、よく見ると細かい溝が縦横に彫ってある。富沢はその板に軽く力を入れて割った。真っ赤な板は溝に沿ってパキンと割れた。板チョコのように。


「俺もさ、イチゴのチョコだと思ったんだよね。まあ食べてみてよ、食べられるから大丈夫」


 そう言って小さな一切れを自分の口に入れた。がりがりとかみ砕いている。かみ砕きながら手に持った板を小さく割り、俺たちに配った。俺は手のひらに乗ったそれの匂いを嗅いでみた。リポデーのような匂いがした。

 思い切って口に入れてみると、タウリン1000ミリグラムな味がした。みんな口に入れて微妙な顔をしている。美味くはないが、マズくもない顔だ。


「長期保存可能な栄養補給食だそうだ」

「だからどこの国の?」


 富沢の言葉に社長が返した。たしかにこんなものは見たことがない。長期保存って言葉も体に悪そうな感じしかしない。


「次はこの缶詰、これはここをこうやると開く」


 富沢が緑の丸いフルーツが書かれた缶を開けた。

 350ミリの缶を四角くしたようなそれは、横に針金のような細い棒がくっついていて、それをグッと力を入れて回すと上の蓋が開いた。仕組みがよくわからない。そして甘い匂いが立ち込めた。


「これはサアラムイって果物を砂糖に漬けたものだそうだ。甘いよ」


 富沢はそう言って、缶を開けるときに使った針金を中の果物に刺して取り出し、一粒口の中に放り込んだ。缶には緑の丸い果物が書かれているが、中身は赤かった。


「さくらんぼみたいですね」


 俺は差し出された缶から針金を使ってひとつ取り出し、口の中に入れた。

 その瞬間、俺は驚いた。


「イチゴの味がする!」

「そうだろ? びっくりするよな」


 富沢は笑いながら言った。俺の言葉を聞いてみんなもその果物の缶詰を食べた。


「うお、マジか、スゲーなこれ」

「い、いちごじゃん、超いちごじゃん!」

「甘くておいしいですねー」


 各々が驚きを隠せないでいる。そんな中、富沢は次のものを手に取った。

 黄色い箱だ。箱はプラスチックで出来ているように見える。

 富沢が箱の端を爪でちょっと引っ掛けると小さな扉が開いた。中でカラコロと音がした。富沢は中からピンクで丸い小さなものを取り出した。


「これは飴ね」


 そう言って富沢は飴を口の中に放り込んだ。


「みんなもどうぞ」


 俺たちはそれにならって飴を口に放り込んだ。少しだけ甘かった。


「ごめん、それは飴じゃないんだ。君たちの免疫力をあげる作用がある薬だ」富沢が言った。「害はないよ、さっき食べたものでお腹を壊さないようにね」


「どういうことです?」


 俺は飴を舐めながら富沢に聞いた。さっきのは毒だったのか?


「舐めながら見ててくれ」


 富沢は机の上にある金属でできた黒くて四角いものを取り上げた。


 富沢は金属でできた四角い板を取った。板は20センチほどの正方形をしている。


 富沢はその20センチほどの正方形の板を半分に割った。「パキン」と小さな音がして板は真ん中で割れた。

 そしてその片方をメガネをかけるように両目の前に持ち上げた。


 すると長方形に割られた金属はグニっと曲がり、富沢の目を覆った。

 何か古い映画で見たサイボーグのようだ。


 金属は半透明に変化し、サングラスのようになっている。富沢の目がうっすらと見える。そして富沢の目の前にチカチカと何かが表示されているのが見える。


「モード、日本語、ディスプレイ、サブコン、空間表示、開始」


 富沢がそう言うと、手の中の半分に割られた金属の片割れがピピピッと鳴った。

 富沢はそれを机の真ん中に置いた。


 すると机の中央に置いた板の上に、画面が現れた。

 パソコンのディスプレイのような実態を持った画面に見える。だが画面を囲む枠がない。足もない。表示する画面だけだ。それが空中に浮いている。

 試しに触ってみると、指は何にも触れなかった。


「うお、マジか!スゲーなこれ」

「SF映画みたいですねー」

「え、SF映画だと、も、もっと透き通ってるし、ビーって緑のレーザーみたいなのが出てたりしないかな」

「こんな技術、どこにもないよ。何かのトリックだろ?」


 社長が疑った目をして富沢を見た。


「このディスプレイに映ってるのって、何ですか?ウインドウがチカチカと開いたり閉じたりしてますけど、データ収集?」


 俺は聞いてみた。画面にはパソコンのウインドウがチカチカと高速で現れては消え、現れては消えを繰り返していた。


「そう、今まさにデータを収集してるらしい」富沢が言った。「彼らは40年前までのことしか知らなかったから。正確には3年前からのテレビは見ていたけど・・・正確じゃないな、何て言えばいいんだろう」


「全然わからない」社長が言う。

「なるほどわからん、なるほどわからん」モーリーが笑いながら言った。


 富沢は、データを収集しているらしいと言った。

 ということは、データを収集しているのは富沢ではない?なら誰が収集しているんだ。


 彼らは40年前までのことしか知らないとも言った。彼ら?40年間眠っていた誰か?そして3年前からテレビは見ていたと言ったか?3年前にテレビが見れるようになったということは牢獄に40年も入っていた囚人か?全然わからない。何も予測できない。

 脳が疲れてきたのか眠いだけか・・・


「とりあえず、最低限の説明は済んだ」富沢が言った。


「何も説明になってないですよ」俺は笑いながら言った。


「もういいから早くネタばらししてくれよ」藤野がイライラしながら言った。


「すまないね、じゃあ登場してもらおうか」富沢が言った。「おっとその前に」


「まだ何かあんのかよ」藤野がイライラして言う。


「僕の行っていた場所は、キリアのトランという星だ。たぶん3年程滞在した。時間の単位が違うから曖昧なんだけどね。そしてキリア星系、キリアは太陽という意味で、地球ではトラピストワンという名前で呼ばれているらしい」


「ほ、星?」モーリーが大きな声を出した。


「地球ではトラピストワンと呼ばれている星、恒星、太陽、キリア。そしてそこを回る惑星、トラン。トランは地球という意味になるな」富沢が説明した。「キリアとトランを地球人が発見したって情報はさっき知ったんだ。このデータ収集でね。トラン人は自分の星をトランと呼ぶから、意味は地球だ」


その時。


「そうね、トランという言葉の使われ方は、大地、地面、大陸。いろいろな意味があるけれど、地球という意味で合っていると思うわ」


 富沢の後ろに背の高いメガネの美人が立っていた。


 髪は夜の闇に光るほど明るい赤。赤くて長い髪が腰まである。体は細く、白っぽいボディースーツのようなものの上に黒い革ジャンのようなものを着ていた。


「誰?」


 みんなが驚いて彼女を見た。


「トラン人。」富沢がちょっと笑いながら言った。


「こ、コスプレイヤーにしか見えませんが」モーリーが言った。


 確かに地球人にしか見えない。

 髪の毛の赤い色だけ違和感がある。自ら光っているように見える燃えるような赤。それに生え際に違和感がない。

 染めるだけでこんなに自然になるだろうか。


「私の名前はテルル・タンタル。テルルでいいわ」彼女は言った。



「確かにコスプレイヤーにしか見えないってほど地球人と同じに見えますけど、なんていうか異星人ってもっと、外見がトカゲだったり毛むくじゃらだったり小さかったりしませんかね、それに日本語を喋ってる」異星人というにはあまりにも地球人に似ている姿を俺は疑った。「本当にトラン星人ですか?」


「トラン星人?」


 俺の発言にテルルと名乗った赤い髪の美人は、不思議そうな顔をした。


「そうね、私はトランという名前の惑星で生まれた。あなたは地球という名前の惑星で生まれた。あなたは地球星人?」


 星人という呼び方が気に入らなかったらしい。なんで宇宙人が日本語のそんな細かい所を気にするんだろうか。

 日本人だってナメック星人とサイヤ人の呼び方の違いなんて気にしないのに。



「ねえ、そんなことより!」テルルは手を叩いた。「何か食べない?」


 食料ならコンビニに沢山あるが、この人はさっき食べたみたいなトラン星の食べ物を食べるんだろうか。


「地球の食べ物が気になるのか?」富沢がテルルに言った。

「もちろんよ、おいしいものがたくさんあるって言ってたじゃない」

「コンビニじゃ、そこまでの食い物は無いが、俺も久しぶりに日本食が食いたいな」


 たぶん3年と富沢は言った。3年で他の惑星に行って帰ってこれるはずがない。ワープでもなければ。


「そういえばハラへったな」

「の、飲み物も、買いたい」

「この時間に食うのかい?」


 朝6時にコンビニの仕事が終わった後は食べて寝る生活を送っている。確かにこの時間は空腹なのだが、状況的にこんな雰囲気でいいんだろうか、まったりしすぎている気がする。


「あ、レジ入りますね!」


 香織ちゃんがガタっと立ち上がり、コンビニに走っていった。

 俺と香織ちゃんはコンビニの制服を着ている。まだ仕事中なのだ。


「みんなで行きましょう、みんなでピクニックする映画みたいね。地球の映画」テルルが言った。「前にテレビで放送したでしょ」

「そりゃずっと昔の映画だな」


 俺たちはコンビニに向かって歩き出した。歩きながら社長に時間を聞くと、社長が高そうな腕時計を見せてくれた。時計の針は5時半を指していた。

 チッ、まだ勤務時間内か。そう思うと同時に、6時になっても交代の人は来ないんだろうなとも思った。


「富沢さんとテルルさんは」俺は2人に聞いてみた。「お金って持ってるんですか?」


「金かあ」

 富沢が黒く覆う天井を見上げた。持っていないようだ。


「あるわよ」テルルが言った。


 なぜ異星人が持ってるんだ!心の中で突っ込みを入れた。


「トミ、あれは?」

「ああ、机の上だ」

「机ごとこっちに持ってきましょう」


 テルルは片手を机のほうに向けた。そして腕をスーっとコンビニの入り口へ振った。さっきまで座っていたテーブルとイスが地面を滑るように移動した。タイヤが付いているようには見えないし、空中に浮いているようにも見えない。ただ地面を滑るように動いた。


「いいなそれ」滑るテーブルを見て藤野が言った。「オレの愛車にぶつけんなよ」


 もう大抵のことでは驚かなくなっている。スーッと滑った机は自動ドアの近く、藤野のバイクから2メートルほどの場所で止まった。


「おおおお、未来ガジェット!」

 モーリーが驚いていた。


 机の横を通り過ぎる時、テルルはテーブルの上に置かれた黒い長方形の箱を取った。大きめの将棋盤を半分に折りたたんだようなやつだ。さっき唯一説明されなかったやつだ。


「それは何なんです?」

「うーん、お財布?」


 テルルは俺の質問にちょっと考えて答えた。バレバレな嘘ってやつだ。


「トミ、これでいいの?」


 テルルの手にはいつのまにか千円札が3枚あった。


「違うやつ」

「こっち?」


 そういって黒い箱の裏から万札を3枚取り出した。偽札印刷機なのか? 科学力的に何でもできそうな気がする。

 出来たとしてもやっちゃいけないんだよ法律で・・・


「それで何でも買える」

「へー」


 テルルは万札を珍しそうに眺めた。コンビニならその予算を使い切ることは無いだろうよ。


「いらっしゃいませー!」


 コンビニに入ると香織ちゃんが腹式呼吸的な、腹から出す声で出迎えてくれた。声優の発声練習・・・こういうところがダメなんだよな。俺は心の中で思った。


 眠気は無いが、眠気対策でコーヒーと、あとサンドイッチでも食べるかな。そう思っていると


「あたためはどうなさいますか?」


 モーリーがもう弁当とコーラをレジに持って行っていた。富沢とテルルは二人でいろいろな商品を見ている。テルルがこれは何か聞き、富沢がそれに丁寧に答えていた。


 各自、食べ物や飲み物を買ったが、テルルと富沢はカゴにたっぷりといろいろな商品を買い込んだ。おかげで俺もレジに入らなければならなかった。2人がかりだ。


 テーブルに戻ると藤野とモーリーはもう弁当を食べきっていた。モーリーはおやつのお菓子を食べている。そして不安げに戻ってきた富沢に聞いた。


「ぼ、僕たちはこの中からしばらく出れないんでしょうか」

「うん、ごめん。そうなる」

「拉致監禁?」

「は? ちょっとそれは困る。こっちにはスケジュールがあるんだ!」社長が大きな声を出した。「明日も明後日も会社に行かなきゃならない!」

「オレだって親方に怒られちまう」

「私もできれば学校に・・・」


 危機感がないのは俺とモーリーだけか。俺はこのコンビニが職場だし、モーリーは引きこもり無職だ。


「悪いとは思ってるが、今はちょっと気にせずにいてくれないかな」富沢がみんなをなだめた。


「そんなわけにいくか!社長だぞ、責任があるんだ」社長がバンバン机を叩いた。「赤字ギリギリなんだよ」


「まあまあ、人間ひとり居なくなっても世界ってのは何事もなかったように回るんですよ」俺はちょっと悟ったようなことを言ってみた。「大統領だってトップスターだって、死んで三日もすれば悲しみもしません。そんな世の中です」


「俺は社長だぞ、会社が潰れてしまう・・・」社長はちょっと元気がなくなってしまった。


「ねえ、穴澤社長」富沢が言った。「昔のアニメに出てきたコピーロボットって知ってますか?」

「鼻を押すやつか?」

「そうそれ、実はアレが動いてる。外の世界で」

「そんな馬鹿な」

「本当。だから安心して」

「信じられるか」

「そこを何とか」


「もういい、わかった。わかったから早く終わらせてくれ。そして早く帰らせてくれ」



「じゃあ、話すね。ちょっと長い話だ」





 

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