トラニアン(ver.1.2)~トラピストワンとオウムアムア~
松岡ヒロシ
第1話 コンビニ
スティーブンホーキング博士は、あるインタビューでこんな質問をされた。
「地球外知的生命体の存在について、どう思われますか?」
偉大なるホーキング博士はこう答えた。
「君は、地球に知的生命がいると思っているのですか?」
まったくもってその通りだ。人間は自分のことを知的生命体だと当たり前の事として、決して揺るがない真実として、未来永劫変わらない事実として信じ込んでいるようだが、俺から見たらそれがそもそも間違っているんだ。
テレビのニュースやワイドショーはくだらない出来事を連日取り上げて特集を組んでいる。芸能人の浮気に薬物に炎上事件に政治家の汚職に・・・言い出したらキリがない。
そりゃ視聴率が取れるんだろうよ、見る人間がたくさんいるんだろうよ。こんな人類のどこが知的生命体だっていうんだ。
ホーキングはジョークだと言ったが、それこそが真実だろう。
「バカばっかりだ・・・」
俺は独り言をつぶやいた。コンビニの駐車場で。
俺の右手にはホウキ、左手にはチリトリ。
灰皿の中身をそのまま駐車場のアスファルトに捨て去ったバカの後始末をしながら、そんなことを思う朝4時の駐車場清掃。
ぶちまけられた煙草と灰をチリトリの中に集めきって腰を伸ばす。
「あー眠い・・・あーだるい・・・あー死にたい・・・いや死ぬな、生きろ俺!」
最近は死にたいが口癖だ。独り言を言っていると勝手に口から出てくるが、本当に死にたいとは思っていない。きっと深夜のコンビニ店員としての人生に飽きているだけだ。
俺の働くコンビニは郊外にあって駐車場は大きめだ。大型トラックも3台停められるようになっている。
夜中は大型トラックの中でドライバーが寝ていたりするのだが、今日は1台も停まっていない。静かな夜だ。
眠い頭で広い駐車場の掃除をしながら、俺は空を見上げた。
今日は雲が無く、空には星がよく見えた。
パッとしない街のパッとしないコンビニで、パッとしないバイトがパッとしない人生を送っている。
店内には新人バイトの女の子がいる。バイトを始めて1か月ぐらいたったかな? 覚えはいいんだが、ちょっと問題がある。
このあいだ彼女に駐車場の掃除をやらせたら、ごみを拾いながら発声練習をバカでかい声ではじめた。朝4時に。おいこら。
声優になりたいんだそうだ。ライバルに勝つためには人一倍の努力が必要なんだそうだ。
だからって朝4時に発声練習とか、おかしいだろ、なぜおかしいと思わない?
それだけ顔が可愛いならアイドル声優なれるって、努力しなくても。
実際、かなり可愛くて美人だ。背が小さく頭が小さく目が大きい。いささか痩せすぎにも思えるが、芸能人は細すぎるぐらいがいいんだろ? だが俺は騙されんぞと思っている。ほんの少しだけ精神が病んでる匂いを感じるからな!
年齢は20歳らしいが、よく中学生に間違われるらしい。それをそこはかとなく自慢していた。
だが彼女がバイトをはじめてから、店の深夜の売り上げが上がった。
コンビニの売り上げは意外とバイトに左右される。
昔、家の近所のコンビニにキモイ声の男、なんていうんだっけ?男の娘っていうんだっけ?わざとかわいい声を出す男。あれが入ったときには、俺は1年ぐらいそのコンビニに行かなかったね。
そんな当店の深夜の売り上げの救世主、佐々木香織ちゃんにはファンが出来たようだ。
雑誌の前に長時間いる男、スマホをいじってるふりをしながらスマホの電源を切って、画面に反射した香織ちゃんを観察するぽっちゃりくん。
俺から見たらバレバレだ。
その横にしゃがんでバイク雑誌を見てるヤンキーがひとり。彼はがんばって硬派を演じている。だがしかし、彼は本来、立ち読みをするタイプじゃない。香織ちゃんがいるときだけ長時間雑誌を立ち読みする。かっこいいヤンキー座りで。
やはりバレバレだ。
彼の愛車、謎のカスタムが施された爆音のバイクは、レジからよく見える位置に止められている。つまり香織ちゃんからよく見える位置に。
「かっこいいですね、後ろに乗せてください!」とか言わないよ香織ちゃんは。
いや、言う可能性はゼロではないか。人の趣味趣向は理解できないことが多いからな。
そんなことを何ともなしに考えていると「フォンフォン」と気持ちのいいエンジン音を鳴らしながら車が1台駐車場に入ってきた。
高級外車のスポーツカーだ。マセラティだっけ、1千万を軽く超えるやつ。
運転しているのはどこぞの社長さんだが、このコンビニの常連さんだ。毎日この時間に来る。
俺は車に軽く頭を下げた。
彼はドライバーズシートで軽く手を挙げながら俺の前を通り過ぎ、駐車スペースに車を止めた。爆音のバイクとは2マス空けて。隣は怖いもんな、気持ちは分かる。
俺は、車から降りた彼に「いらっしゃいませー」と声をかけた。
「あれ?今日は発声練習の女の子いないの?」
「中にいますよ、あれはちょっとまずいんで」
駐車場の掃除は俺がやると決めた。
彼は軽く手を挙げて店内に入っていった。
その時、ピカッと空が一瞬光った。
カミナリ?
俺は空を見上げた。
星のよく見える空、遠くに流れ星がまっすぐこっちに・・・
ピカッ!
それは一瞬強く光った。
これか?
一瞬でいろいろ考えた気がする。流星の大気圏突入、空気圧縮、高温、マグネシウムか何かの燃焼?
もしや人工衛星の大気圏突入?燃料タンク爆発?そんな一瞬の思考だった。
だが、その1秒後には、燃え尽きることなく迫ってくる流れ星に危機感を覚え始めた。
流れ星を追って遠くを見ていた自分の頭が真上を向いた。自分の頭上、100メートル以内の位置を流れ星は通り過ぎ・・・
真上で光った!強烈な閃光! バチッ!と体に電流が流れたような一瞬の衝撃が走った。
と、同時に俺は意識を失った。
何か長い夢を見ていたような気がする。そして誰かが俺の肩を揺すっている。
「・・・さん・・・いわさきさん・・・岩崎さん!」
香織ちゃんの声だった。意識が急速に覚醒した。そして飛び起きた。
「ゴホゴホ!」俺は咳き込んだ。何か喉がイガイガする。「何が起こった?」
飛び起きたが、意識が少し朦朧としている。いや、ただの寝起きって感じか?
「わかりません。わかりませんけど、気が付いたらここに寝てて・・・」
地面はアスファルト、コンビニの駐車場のまま。
振り向くと俺の足元にヤンキー君とぽっちゃりくんと社長の3人が並んで寝ているのに気が付いた。
「うおっ!」
俺はちょっと飛びのいた。ヤンキー君の手を踏みそうになってたからだ。
「なんでここに寝てるの! いやいやいや、ちょっと落ち着こう」
俺は深呼吸してみた。不安げな目で俺を見てくる香織ちゃん、やっぱりかわいいな。それよりも今の状況は・・・
「さてさてさて、コンビニを見ると電気がついている。しかし、空に星は見えない。うーん、よく見ると、天井があるね」
「すいません、あまり目がよくないんで見えません」
「メガネしたほうがいいよ。メガネ属性っていいよね」
「えっと、ちょっとわからないです」
「いや、気にしなくていい。」俺は腕組みをして冷静に状況を分析してみた。「コンビニはある。駐車場もある。だが近くの高いマンションとか何も見えない。国道も斜めに切れて・・・壁?」
コンビニ前の国道は、完全なのは20メートルほどで、左右を見るとどちらも途中で斜めに切れていた。そしてそこには黒い壁があった。
ぐるっと見渡すと、黒い壁はコンビニを囲むように円形に作られている。コンビニ横のアパートは半分が壁にめり込む形で存在している。
「ううっ・・・なんだどうした・・・ゴホゴホッ」
社長が起きた。やはり喉の調子が悪いらしい。駐車場で長時間寝ていたんだろうか。
「ちょっと閉じ込められたかもしれません」
むっくりと起き上がる社長に俺は答えた。
「とりあえず全員起こそうか」
まだ寝ている2人を見て社長が言った。俺は言われるがままに香織ちゃんと2人でヤンキー君とぽっちゃり君を起こした。
「おーい、おきてくださーい」
「すみませーん、大変なんですー」
最初に起きたのはぽっちゃりくんで「あれ、すみませんすみません、ゲホゲホッ」と謝りながら起きだして、横で寝ているヤンキー君を見て固まってしまった。
ヤンキー君は起きるなり「ヒックシッ!ざけんなコラ、爆睡だコラ、文句あんのかコラ」とクシャミをしながら訳の分からないことを言った。
「みんな大丈夫かな? 怪我はないみたいだね」
社長が全員を見渡して言った。
ちゃんと頼りになるんだな、見かけだけのチャラチャラした感じかと思ってたけどな、と俺は心の中で密かに思った。
背が高く痩せ気味で、肌がちょっと日焼けしていて、高そうなスーツだったりジーンズに白いシャツだったりする彼に、俺はそれほど好印象は持っていなかったのだ。
「さっき照明が強烈に光ったよね、店内のさ、それが何で外にいんのかな?」
「おっさん、あれは中じゃねえよ、外が光ったぜ」
「た、たしかに。窓が光った気がするよ」
「わたしわからないですー」
全員がしゃべりだした。これがもしも災害とかならば、近所の避難所へ行くように店員が指示を出さなきゃいけないんだろうが・・・
「閉じ込められてるみたいですよ」
俺はみんなに空?に見える天井を指さした。みんなが天井を発見した。
「それに国道も」
俺は国道の斜めに切れている黒い壁を指さした。
「オイオイオイオイ、意味わかんねーって!マジか?」
ヤンキー君が壁まで走っていった。
俺たちも彼の後を追った。
「なんだコレ、石か?」
「ザラザラしてるね、洞窟の壁とかこんな感じ?」
「いや、洞窟はもっとゴツゴツしてないかな」
「触ってだいじょうぶなんですかー?」
ヤンキー君が壁をドンドン叩いてみたが、ビクともしない。
「なんかさ、薄い壁っていう感覚はねーよ。でっかい岩って感じだな」
「ど、どこかに出口とかないかな、ドアとかさ」
ぐるっと壁の境界を見渡してみると、国道、畑、半分壁にめりこんだアパート、小さな畑、一軒家のブロックの壁と庭、コンビニの裏の月極駐車場、それを丸く壁が囲んでいる。円の直径は50メートル以上、100メートル未満といった感じだ。
「ちょっと一周ぐるっと行ってくるわ、お前も一緒に来いよ」ヤンキー君がぽっちゃり君に言った。「隠し扉とか探せ」
「う、うん。わかった」
「よし、オレ藤野な。おまえは?」
「森です」
「よし、モーリーな。ちゃんと探せよ」
「うん」
藤野と森は歩いて畑に入っていった。今は何も育てていない畑だった。
閉じ込められているみたいだが、暗くはない。街灯がついているし、コンビニの明かりもある。電柱から伸びる電線を見ると、岩壁に吸い込まれていっている。どこから電気が来ているんだ? 俺は疑問に思った。
「普通に考えるとさ、上から閉じ込めるための壁とか天井とかが落ちてきたんじゃないかと思うんだけどさ、電線とか電気が来てるのを見ると、違いそうだよね」社長が電線を眺めながら言った。
「ですね。」俺は同意した。「あ、岩崎です」
「え、さ、佐々木です」
俺の自己紹介を見てあわてて香織ちゃんが自己紹介した。
「知ってる、名札ついてるし」社長が笑った。「僕は穴澤です。近所で小さな会社をやってる。今のところ調子はボチボチって感じかな」
「高そうな車に乗ってますもんね」
「アレは知り合いから安く譲ってもらった中古だ。中小企業の社長ってのはさ、景気がいい振りも仕事のうちだ。金はそこそこあるが、借金はもっとある」
「そういうもんですかね」
「そういうもんだ」
「あの、ちょっとおトイレに行ってきます」
香織ちゃんが言って小走りでコンビニに走っていった。
「コンビニに戻りますか」
「そうしよう」
「水って出るんでしょうか」
「出なかったらトイレは畑ですることになるね」
俺たちは香織ちゃんのトイレに気を配りながら、ゆっくりとコンビニに向かって歩いた。社長がポケットからスマホを出して電源を入れる。
「圏外だ。君のは?」
「仕事中なんで」
「そうか、裏にテレビとかある?」
「ウチは無いですね、テレビもラジオも。パソコンはありますけど」
「ネットに繋がるか試してみてよ」
「そうですね」
「宇宙人でも攻めてきたのかね」
「どうでしょう、巨大な宇宙船で攻撃とかなら分かりますけど、閉じ込めますかね」
「そうだな、謎だな」
「なんか、落ち着いてますね」
「仕事柄、慌てふためいちゃいけないんだ。部下も動揺する」
「僕は部下じゃないですけどね」
「君、社長に向いてるよ、岩崎君」
「冗談はやめてくださいよ、絶対やりたくないです」
「博打はキライか?」
「博打も、社員の人生設計に責任持つのも、いろんなプレッシャーに耐えられません」
「それを気にしちゃ小さな会社の社長にはなれないな」
「ですね」
2人でゆっくり歩いてきてコンビニの自動ドアの前に立つと、自動ドアは当然のことのように開いた。開いたことに何故か少し違和感があった。
コンビニの中に入ると客の入店を知らせるチャイムが鳴った。条件反射で「いらっしゃいませー」と言いそうになったがガマンした。かわりにトイレから出てきた香織ちゃんが手をふきながら「いらっしゃいませー」と言った。
トイレからは水の流れる音がしていた。
コンビニの中には、いつもと変わらない空気があった。空調の音と、冷蔵、冷凍の機械音。ただ、静かすぎる気がした。
「音楽が流れてないですね」
香織ちゃんが言った。電気は来てるけど、有線って何だろうか。電話回線か光回線か、考えながら電話の受話器を上げてみる。何の音もしていない。プッシュボタンを押してみても何の音もしない。
「ダメそう? コンビニのWiFiも使えないね」
社長がスマホを操作しながら言った。
「ちょっとこのラジオ開けちゃいますね、最悪まあ自腹で買っちゃいますんで」
コンビニはラジオを売っている。非常用の小さなラジオだ。俺はそのパッケージをビリリっと破いた。
「ああああ、ちょっと待ってほしかったー」社長が言った。「カーステレオがあるじゃない!」
忘れていた。現代技術の粋を集めた科学の結晶とでもいうべき便利な乗り物。テレビだって見られる。社長のは見られる?
店内から駐車場を見ると、車はさっき社長が駐車したスペースに微動だにせずに停まっていた。高級スポーツカーが存在感を消して停まっていた。もっと存在感出せよ・・・
カーステレオを聞くために店の外に出ると、ヤンキー藤野くんとぽっちゃり森くんが戻ってきたところだった。
二人はテクテクと駐車場を歩いて来た。
「ダメだな、何も無いな。ドアもトンネルも何もねーわ、モーリーが隠し扉探したけどな、見つけられそうにねーわ」
「すいません。時間かければ何かあるのかもしれませんけど」
「オレ藤野、こっちモーリー」
「も、森雅男です」
「みやびなおとこって書くんだってよ、笑っちまうな」
「岩崎です。この子は佐々木さん、こちらは穴澤社長」
「おー、シャチョーかあ。で?これから何する?」
「とりあえず、車でラジオとテレビをチェックしようとしてた」
社長がピピッとドアのロックを外し、車に乗り込んだ。ドアは開けたままエンジンをかける。ブォンと気持ちのいい音がした。
カーナビが立ち上がるのを少し待ち、操作画面が現れるとラジオの放送局をタッチしていく。しかしラジオ放送はキャッチできなかった。モードを切り替えてテレビ局をチェックしていくがテレビも受信できない。
社長はお手上げって感じで両手を上げ「ダメだな」と言った。
「さて、どうしますかね」俺は全員を見渡して考えた。「とりあえず、電気と水道は大丈夫だけど、外の情報が何もない。飯はある。飲み物もある。トイレもある。緊急事態だとしても、どこかの避難所より快適に生きられますよね、ここなら」
この状況では下手に動くよりもコンビニから離れないほうが安全だ。離れるための出口を発見できればだが。
「あれは何でしょう、さっきからありました?」
香織ちゃんが駐車場の片隅を指さした。
香織ちゃんが指さした方向を見ると、駐車場の入り口のところ。国道との境目の歩道の低くなっているところにポツンと大きめの木のテーブルがあった。
コンビニから30メートルほどだろうか。横には電柱があって、電柱に取り付けられた街灯が長めの大きなテーブルを照らしていた。
大きなテーブルは車の出入りを防止するかの如く置いてある。このコンビニは出入り禁止だという意味だろうか。よく見ると背もたれの無い椅子らしきものも並んでいる。
「なんだ? さっきは無かったぜあんなの。俺のバイクは通れるけど社長のは出れねえな」
「どうせ出ることなんてないからいい。国道が壁で封鎖されてるし、どこへ行くっていうんだ? 問題はそこじゃないな。」
「そうですね、間違いなくさっきは無かった。壁を調べに行ったときにあそこを通りましたからね」
壁を調べに行ったときは何も気にせずにあの場所を歩いた。その時は何もなかった・・・と思う。
電気が通っているのを考えたときにあの街灯を見上げた気がする。そしてヤンキーの藤野が壁を叩いて、オタクのモーリーと壁の調査に行った。そして香織ちゃんがトイレに行くと言ってコンビニに戻った。
社長と俺はのんびり歩いてコンビニに戻った。戻るときにもあのポイントを歩いて戻った。
何もなかったはずの場所に突然現れた謎の机。封鎖された広い空間は静けさに包まれている。遠くから常に聞こえていた雑踏の音が消えている。風もない。
ドッキリのテレビクルーとかならいいが、怖い何かが出てきたら俺たちはどうすればいいんだろうか。そう思いながら数歩だけテーブルとの距離を詰めた。
「誰かいるのか!」
静けさに包まれた空間で、遠くの机に向かって俺は叫んでみた。
「正解だ、こんばんは!」
予想外と言えばいいのか何といえばいいのか、俺の声に答えが返ってきた。
それは男の声だった。
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