第10話

 懸命に溺れている女性を助け出し、砂浜まで辿たどり着いた。

 どうにか彼女を救出したものの身体が鉛のように重たい。


「はァ~、はァ~……」

 息が上がり思わず砂浜へ倒れ込んだ。


「あ、ありがとう……」彼女は弱々しく礼を言った。

 少しポッチャリした黒髪の美少女だった。


「はァ~はァ~、いや……、別に」

 僕も泳ぎは得意な方だが溺れた人を助けたのは始めてだった。


 ひと息つくと彼女も僕もずぶ濡れで、素肌が透けていた。


「ゴックン……😳💦💦」彼女の胸元をよく見ると目を見張るほどの巨乳だ。

 思わず生唾を飲んだ。妙に恥ずかしい。

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