第3話 結婚するゥ…👄✨💕

 僕は、気持ちを落ち着かせようと咳払いをひとつした。


「ゴッホン…… えェ~ッと、さっき姫……

 へ、変な事…… いえ、そのォ~……

 僕にとっては良い事だけど……言ってましたよねェ……」

 普段以上にたどたどしい。


「変な事……、ああ……、お風呂にするゥ~ッて、事……❗❓」

「え……? ええ、その後に…… 確か」

 やっぱり僕の聞き違いだったのだろうか。


「ンゥ……」

 姫乃は少し考える素振りを見せ、微笑ほほえみを浮かべた。

「それとも…… 結婚するゥ~…👄✨💕」


「うゥ…😳💦💦💦 そ、です……」

 どうやら僕の耳は正常みたいだ。


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