初代本編 第3話(追記) たった一つの勝機
魔王軍へ反撃を開始した
ジョーカー傭兵団
町を一つ制圧したジョーカーたちに
魔王軍一の弓使い率いる
十万の兵が襲いかかる。
書生「さすが団長です!おい敗残兵ども、城を取られたら全員処刑だな、サクシュの弓の的にされるぞー!」
魔王軍兵士「そんな!」
魔王軍兵士「あの変態野郎ならやりかねない!」
ジョーカー「おい」
魔王軍兵士「ば、ばけものー!」
魔王軍兵士「✕されるー」
ジョーカー「酒をよこせ」
魔王軍曹長「あげますあげます、バカ首領のがそこに」
ジョーカー「お、良い酒だな。ぐびぐび、30年もののウィスキーは効くな。お前ら見逃してやるから逃げちまえ」
魔王軍兵士「逃げるか…」
魔王軍兵士「待て、逃げても脱走兵として✕される!あんた強いな、傭兵団に入れてくれ」
魔王軍兵士「俺もだ!」
書生「城門を閉じろ、ここでサクシュを迎え撃つ!(ここまで副長の台本通り)」
十二魔将サクシュの拠点
フロゲリオンパレス
フロゲリオン公女ブリュンヒルデ「ここは我が城、造りは知り尽くしている、城門を破れ!」
元軍曹「はっ!」
尖った丸太を抱える兵士たち「よいしょ!よいしょ!どすーん」
サクシュの側近「サクシュ様、敵はブリュンヒルデです!残党を率いて城を奪回に来ました」
魔界一の弓使いサクシュ「ふふふ、ブリュンヒルデか、標本にしてやる!」
側近(やめてその変態趣味)
リバイア「攻撃止め!働き方改革の町まで退くぉ」
女騎士「あ?」
元軍曹「ふざけるな小僧、我らの城を前に…」
リバイア「軍曹が100人いてもサクシュと精鋭は倒せないぉ。もしここにアル中がいても敵戦力によっては無駄✕にだぉ。アル中とサクシュを接近戦に持ち込む以外に勝つ方法があったら教えて欲しいぉ!」
ブリュンヒルデ「撤退!」
女騎士「…わかりました」
元軍曹「仕方ありますまい」
兵士「にげろー」
兵士「ん、あれって?」
サクシュ「残党どもが、食らえ」
離れた木陰
目の良い猟師「出ました、サクシュです」
ヘンリエッタ「よーし、僕らの城を返せっ」
ヘンリエッタの暗黒魔砲撃
サクシュの連射
丸太で矢を防ぐ兵士
サクシュ「なにっ!?」
兵士「こえええ!」
ヘンリエッタ「当たれ!」
サクシュ(!)
城壁を飛び降りるサクシュ
魔王軍弓兵「え?」
魔王軍伍長「何か飛んで、ごぼっ!」
ヘンリエッタの暗黒魔砲撃が城壁に着弾
サクシュ「暗黒魔法…やってくれる。奴等を追い詰めろ、一人残らず磔にして的だ!」
側近(また面倒な命令を、普通に倒せよ)「はっ!」
ヘンリエッタ「当たった?」
猟師「…いえ、サクシュは避けました」
離脱する騎士団
女騎士「サクシュを止めて頂きありがとうございます」
兵士「ヘンリエッタ様さすが!」
兵士「大魔法使いヘンリエッタ様、さあ馬車へ」
ヘンリエッタ「へへっ」
ブリュンヒルデ「よくやった」
ヘンリエッタ「ありがとう姉様」
精鋭を率いて出撃するサクシュ
最後尾は馬車のヘンリエッタたち
猟師「もう来ました!」
剣豪「後ろは任せるでござる」
ヘンリエッタ「ケンさん頼りにしてるよ」
剣豪(あれがサクシュ、団長と大差ない強者でござるな)
索敵兵「強い魔力、あの馬車に公女ヘンリエッタです!」
サクシュ「燃えろ」
火矢を放つサクシュ
剣豪が矢を打ち落とす。
剣豪(予想以上に速いでござる)
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