初代本編 第2話 バカと魔法剣は使いよう
拡大し続ける魔王軍の勢力地、各地の領主は魔王軍の走狗となり領民は重税重労働で絶望の日々を送るのみだった。
ジョーカー「儲け話か」
リバイア「そうだぉ、ここいらのバカ領主は保身のために魔王軍の言いなりだぉ。しかも裏では山賊と通じ領民の財産を強奪、逆らう奴は魔王軍に売り飛ばされているぉ!」
女騎士「狼藉者め、姫様、我らで鉄槌を食らわしましょう」
ブリュンヒルデ「そうだな、フロゲリオン騎士団!」
元軍曹「はっ!」
リバイア「待つぉ、ここいらの頭は十二魔将サクシュ、バカだけど魔界一の弓使いだぉ」
女騎士「なっ!?」
ブリュンヒルデ「奴か、生かしてはおけん」
リバイア「ちょwwwバカ正直に攻めたら、僕とアル中以外全滅だぉ!」
元軍曹「ならば手薄な所を狙えば良いだろう」
リバイア「サクシュ率いる兵力が約10万、僕らは約100名だぉ。アル中が一騎当万、ケンさんやヒルデたんが一騎当千としても勝ち目はないぉ。敵にも一騎当千は何人かいるからね!」
ジョーカー「あ?」
リバイア「算数もできないのかこのバーカ」
ジョーカー「うるせぇ」
剣豪「で、儲け話とは何でござる?」
リバイア「うへへ、住民は疲れきっているぉ。小規模の町を制圧、脱走兵と住民をスカウト、兵力と労働力と資産確保(´Д`)」
剣豪「町を丸ごと魔王軍から奪うでござるか」
元軍曹「副長が言うなら勝算があるのだろう」
くの一「偵察完了にゃ!」
夜行性「図面…」
リバイア「おつ、ふむふむ、よし楽勝。アル中はこのルートで侵入して制圧ね。頭を斬るかどうかは任せるぉ」
ジョーカー「へいへい」
リバイア「ヒルデたんたち騎士団は主攻、でかいのとケンさんは敵砲台対策、あとは陽動」
ブリュンヒルデ「出撃だ!」
女騎士&元軍曹「はっ!」
書生(即決した…しかも皆がすぐ意図通りに動くなんて)
リバイア「サクシュが動く前に制圧するぉ」
人口五万の都市
「働き方改革の町」
ジョーカー「俺一人で落とすのか」
騎兵「さすが団長!」
くの一「リンもいくにゃ!団長が制圧したら城門を開くにゃ」
サクシュの拠点
フロゲリオンパレス
酒宴直後
サクシュ「飲み過ぎたー」
役者「敵襲だー!山賊が襲ってきたぞー!」
サクシュ「ファッ!?」
ブリュンヒルデ「山賊…栄光のフロゲリオン騎士団が山賊…」
働き方改革の町首領「今日はどのガキの生き血を絞ろうかな?美少年にするか」
男の子「ひっ」
首領「この子だぁ!」
看守(こいつキモすぎる)
看守(うちの子もさらわれるんじゃないか?)
女の子「待って、弟を連れていかないで!」
首領「お姉ちゃんもかわいいねー、じゃあ…」
女の子(…)
首領「今日は二人絞ってミックスジュースだぁ!」
女の子の首をつかむ首領
ロリコン看守「こんな可愛い少女に残虐行為は許さん!」
ロリコン看守の槍を避け
手刀を放つ首領
ぱぁん!
ぶしゃあ
地下牢が朱に染まる。
ロリコン看守「ぐわーっ!」
首領「きたねえ噴水だ」
恐怖で失禁する女の子
首領「まずは食前酒と」
女の子のスカートをめくる首領
ジョーカー「おい変態野郎」
首領「ん?」
高速の手刀がジョーカーの首に
めきっ
首領「手がぁ、手がぁ」
ジョーカーの魔法剣アイス
首領の心臓が凍結
首領「ち、ちー」
ジョーカー「二度と目を覚ますな」
女の子「看守さん!」
ロリコン看守「あ、あんた強いな…俺…」
ジョーカーの魔法剣アイス
ロリコン看守「冷た痛っ!ん、血が止まった。あんた神様か?」
ジョーカー「ただの傭兵だ」
声優の大声「敵将キューケツ、討ち取ったり!」
兵士「首領やられた!?」
兵士「異常者だけど強かったのに!」
ジョーカー「✕にたい奴はかかってこい」
兵士「ひえーっ!」
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