第558話 話し合いの場から追い出されてしまった・・・・

・・・・秘書?

秘書って何だ?


色々な秘密を・・・・それに・・・・えっちい事を求められたら・・・・っては!それは違うな・・・・

俺は何を想像してたんだ?まあミルテなら全部かなえてくれそうだが・・・・

だがそう言われて見れば、俺の傍で色々してくれる女性っていなかったな?


「わかった。その役目、私でいいなら引き受けよう。」

「いいのかそんなので?」

「ああ構わんさ。そのつもりだったからな・・・・で、実際何処まですればいい?夜の寝所の順番もこちらで決めても?」

・・・・うん?何の事だそれ?

するとそこは佐和が

「・・・・それに関しては、後でこの場に折角妻が全員そろってますから、あ、士門さんはそろそろ領地の視察がありますからね、その間に決めちゃいましょ?」

「・・・・ああ、頼む。何せまだ旦那さまの妻、つまり皆さんの事をまるで知らないからな。」


この後俺はよく分からないまま追い出された・・・・何で?


まあ仕方ない・・・・

ブラっと見に行くか・・・・


そう思ってまず温泉・・・・・何か騒がしいので向かえば・・・・

3馬鹿が騒いでいた。


俺は見て見ぬふりをしようとしたら・・・・

回れ右をすれば、王太子妃が其処にいた。え?王妃じゃなく何で王太子妃が?

そう思っていたら、王太子が姿を現す。無論子供連れで。

「おう義弟殿!俺は今から家族風呂よ。あの親父共は、まあ頼んだぞ!」

あ、さっさと行きやがった・・・・

「そう言う訳で士門さん?お義父様とお付きを・・・・お願いしますね?」

あ・・・・とんでもない荷物を押し付けて、王太子妃が去って行ったよ・・・・

しかも親方と伯爵をお付きとか・・・・流石としか言いようがない。


そして、俺がため息をついていると・・・・

「そんなにため息をついていると、幸せが逃げてしまいますよ?口田さん。」

「あ・・・・ここにいると言う事は・・・・親方と伯爵の奥様も?」

「ええ、そうですわ。折角家族風呂でと思ったのですがね・・・・あのようにもうすっかり出来上がっているのですよ。なので、女性3人、仲よく入りますの?ではあの馬鹿ども、お願いしますね?」

「あ・・・・まあ折角ですので・・・・温泉楽しんで下さい・・・・」


俺は大きな荷物を押し付けられたようだ。


そして仕方なく3人のいる男湯へ。


「なあ・・・・あんたら何でここにいるんだよ?」

「おうなんだ婿殿ではないか!まずは入れ!そして飲め!」


うわ・・・・国王出来上がってるじゃないか・・・・

王妃様、とんでもない荷物ですよこれ・・・・

仕方ない、俺も入るか・・・・

3人放っておけないので、仕方なく俺も入る。


折角妻も揃ってたからな・・・・一緒に全員で入りたかったが・・・・仕方ない。

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