第535話 背後のオーラを・・・・
「では私はどう?」
するとロリッ娘勇者がやって来た。
「あんたそもそも妊娠できないんじゃないのか?生理まだなんだろう?」
「あんたが治療してくれるんじゃないの?結果はあんたが試してよ?それにロリっ娘って・・・・さっきも言ったけど、20歳よ?」
「・・・・まずはあの、あっちの女性からだ。君な、成長阻害の何かしてるんだろう?それの原因を見極めないとどうにもならんな。」
「そう・・・・あんたとの間になら、いい子が産めると思ったのに・・・・」
「巨乳はノーサンキューだが、合法ロリ?もな・・・・」
ますます背後のオーラが・・・・
「まあ、先ずは治療だ。あ・・・・元女神さん、貴女は・・・・もう少し待って下さい。貴女の場合、申し訳ないが、利害が発生しますので、場合によっては妻の目の前での行為になります。申し訳ないが、そう言う訳で、了承してくれよ?」
俺は背後を振り返った・・・・
あ、どす黒いオーラではなく・・・・さみしそうなオーラだった・・・・
「士門さんに愛される順番が、また遠のいてしまいました・・・・」
世津がそう言う。
「そ・・・・それは・・・・そうは言っても、もはや時間は無限だ。多少は我慢してくれ・・・・」
「仕方ありませんわ。ですが、他の女性との行為、私達が見る意味あるのかしら?」
佐和がそう言ってくる。
「あの元女神だけだ。珠とアイテムはいくらあってもいいだろう?あの女神との差が何か、調べたいしな。全く同じ効果かもしれないし。」
「・・・・わかった。でもこんなにまた増えちゃって、大丈夫?精が尽きるとか?」
「いや三津枝、それはもう男として終ってしまうから、勘弁なんだが・・・・」
「流石モテモテの士門さんね。妻として誇らしいですよ?だけどね・・・・他の男性にも融通してあげてね?」
「ああイベッテ、あの勇者君なんかどうかと思ってるんだ。彼も行き場が無いが、領地に留まってもいいと思ってくれてるようだし、ひそかに彼が巨乳派だと俺は見ているしな・・・・」
「で、誰から治療するの?それによっては薬用意するよ?」
治療と聞きつけて、シビルが何だか得体のしれない薬をもってやって来た。
そしてその薬の一つをロリっ娘勇者が見逃さず、
「オークキングの睾丸で作った妊娠薬?それがあれば私も・・・・」
「おいちょっと待て!妊娠するかもしれんが、今のあんたのその身体の成長具合では、妊娠に耐えられないのじゃないか?いくらなんでも小さすぎる。それに、もし妊娠したとして、お腹の子にどういった影響が出るか・・・・」
流石に見た目小学生レベル。そんな子供・・・・彼女を子ども扱いすると怒るが・・・・俺の精神的に受け入れがたい。
「・・・・仕方ない。私も早く妊娠したいから、なるべく早く治療して。」
・・・・はあ・・・・これは困ったな。そういえば、俺の領地には融通の利く医者がいないな。
あ、バルトサールと神獣の所に嫁いだあの3人、元看護士だったな?
彼女等なら・・・・
だが、あくまで彼女らは元看護士。
治療をしたわけじゃない。
医師の補佐や患者の面倒を見るのが仕事。なので無理なのだ・・・・
「くっ!治療のエキスパートを育てないといけないな・・・・」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます