第534話 この場はバルトサールに任せ、俺は・・・・

「後の事はこちらで可能な限りしておきます。何かあれば、また追って連絡いたします。」


バルトサールがそう言ってくれる。


「ああ、頼む。まあ、他国が攻めてくるとか、考えられないと思うが、もしそういった想定外の出来事があっても、事後報告でいいから、現状打てる手は、現場の判断でしてくれてかまわない。」


「・・・・かしこまりました。間違ってもこちらから攻める事はないと思いますが、攻められた場合は、その時の判断で対応します。無論、その間に口田殿に何かしらの連絡は致しますが。」


「ああ頼む。勇者君も頼む。実際バルトサールを補佐してくれると大いに助かるんだ。」


「ええ、いいですよ。助けて頂いたご恩もありますし、今後の身の振り方もまったく決まってませんから、今後こうして生きていくのもありですからね。」


こうして2人は、俺の前から消えていった。さて、今後はこの・・・・新たに増えた、女性陣だな・・・・


元女神?前女神?

それと同じように俺が妊娠させてしまった女性の神か・・・・


「あ、あたしは珠のせいで神になったのよ?」

俺に張り付いているセクシーな女性が・・・・

「え?じゃあ元人間?」

「ええ、ただ、この世界の人間ではありませんよ?そちらの女性達同様、元勇者です。」

・・・・色々あるんだな?

「よく分からんが、君も大変だな?」

「いいんですよ、こうして新たな出会いがあった事ですし?」

しかしこのセクシーな女性の扱い、今後どうするべきか?

いや、他の女性もだが・・・・


そして、


「あ、あの!そちらも女神様から、貴方が私を妊娠させてくれると聞いたのですが!」


え?俺があんたを妊娠させる?誰そんな事・・・・多分この女性聞き間違えてるよね?なんかおっちょこちょい・・・・身体が治る前のエミリー・・・・いや、治ってからもおっちょこちょいか・・・・


何か似てる?

「いや一寸待て!あんたを治療はしてみるが、俺はあんたを妊娠させないよ?」


「え?じゃあ誰が治った身体を妊娠させてくれるんですか?」

「・・・・なあ、それ俺があんたの相手する必要あるの?」

「え?こんなないすばでーのいいおんな、早々いま・・・・すね、ごめんなさい舞い上がってました・・・・」


うん?どうしたんだ?これ以上嫁が増えるのは、色んな危険がありそうだからな・・・・


で、ふと背後に不穏な気配を多数感知した俺。

これは・・・・まずい!きちんと話をしておかねば!そうだ!あの勇者君はどうだ?まだ若いし、この女性勇者と釣り合うぞ?見た目は・・・・いい。その、俺の好みではないけど・・・・おっぱいが・・・・デカい・・・・俺、巨乳派じゃないからな・・・・


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