第519話 恥ずかしがる元?女神

俺は女神を救出した。


全員一度に助けたいが、思うように体が動かないので、1人ずつだ。


先にバスタオルを出し、女神にかぶせてやる。


知らない男に殆ど裸の・・・・股間を晒したまま・・・・は、あまりにも可哀想だからな。


・・・・そしてさりげなく、合いそうなサイズの下着を出す。


元女神がこちらを見る。


「あ・・・・あの・・・・・ありがとうございます・・・・後ろ向いていてくだ・・・ごめんなさい、体が動きません・・・・下着・・・・うう・・・・着けて下さい・・・・できればその・・・・後ろから・・・・」


どうやら殆ど動けないようだ。あ・・・・股間の装置を・・・・動かす。


「あ・・・・うう・・・・・・・いくぅ!」


・・・・珠が一つ出現する・・・・その・・・・刺激があったか?


「ああ・・・・恥ずかしすぎです・・・・」


もう恥とか考えないでおこう。


見えても今更だな。見ちゃってるし。


俺は下着を着せてやる。


腕すら上がらないらしい。


少しお尻も触れたし、胸も・・・・きちんとブラフィッティングさせるのに触ったけど、仕方ないよな?


この後は、バスローブ羽織らせ、抱きかかえ部屋から出してあげる。


「あの・・・・その・・・・恥ずかしい・・・・ありがとうございます・・・・できればその、動きやすい服ありませんか?」


・・・・俺はなるべくおしゃれ?なジャージを渡し、その場を後にする。


まだ動けない人は多いからな。


・・・・

・・・

・・



部屋で動けなかった10人程の男女を救出する。


男は何だろうな?


女性は・・・・その、快楽の為だけに拘束されている女性もいたようで、妊娠している女性もいた。


お腹の大きな女性は・・・・どうすんだ?


「なあノエミ、このお腹の子供、どうすんだ?」


「・・・・邪神の子か・・・・殺すしかあるまい。」


「・・・・子に罪はないだろう?それでもか?」


「確かに子に罪はない。じゃが・・・・邪神の血をひいてしまったのがそもそもの残念なのじゃ。・・・・我の力で・・・・せめて次の世では、幸せに生きる人生にしてやるぐらいしかあるまい。」


・・・・よく分からんが、邪神の力を引き継ぐのがまずいのか?


「今までに生まれてきた邪神の子はどうするんだ?」


「残念ながら、100%悪さをするゆえ、殺すしかあるまい。」


・・・・それは極論だな。


「何とかならないのか?」


「・・・・前例がないゆえ分らぬが、過去の邪神の子は全員我らと敵対しておるからのう。」


・・・・育て方とか、そういうのではないのか?


「あ奴の子は皆、洗脳、支配、拘束・・・・そう言った負のスキルを多く引き継ぐのでな・・・・」




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