第485話 女神の立場が・・・・

「ちょちょっとノエミ様?目が怖いんですけど?」


「当り前だ、今までどうしてるか心配してみれば、何だあの体たらくは!」


うわ・・・・お尻ぺんぺんされてるよ。


あ、意外と綺麗なお尻・・・・というか、形良いな。俺もやってみようか?


そして世津もシビルも、生暖かい視線を女神に向けている。


三津枝と佐和は、あろう事かスマホで写メってる。


うわ・・・・酷い・・・・


「女神のお尻ぺんぺん、需要ありそうじゃない?」


「いざという時の保険みたいなものよ。何かあったら女神にこれを見せるといいわ。」


・・・・女は怖い。


「く・・・・せめて、女勇者たんにしてもらいたいはあはあ・・・・」


「あら?私じゃあ役不足かしらあ?」


「いええ!大人な女性もいいですよお!でもでも、私の好みは、勇者たんみたいな少女なのほおおおぬほお!!!」


女神が壊れた。


いつの間にかお尻ぺんぺんも終わり、女神が改めて話しかけてくる。


「あのね、最後の珠づくりなんだけど、世津さん、協力して!」


今まで勇者たんはあはあとしか言ってなかったのに、ここにきて名前?


「どうしたらいいんですか?」


「抱いて?」


何処からともかく、蹴りが入ったようだ。


「あふん♪」



女神は変態だったようだ。


「こ・・・・このさいですから、女勇者と女魔王、2人でもいいよ?」


・・・・だめだこりゃ。


「まあ、阿保は無視して、私からお願いだけど、世津、シビル、このあほを抱いてあげてやって。それだけでものすごい珠ができそうだから。」


ノエミがまじめな顔でそう言ってる。


真面目な顔して言う内容か?


「否です!」


世津は素早く否定した。


「そう言わず。私があなた方の運命を断ち切ってあげたのだから、これぐらいしてもいいと思うんだけどね?」


「わかった。今回限り、やってあげる。さあ、女神、こっちにおいで。」


どういう訳か、シビルがその気だ。


「いいの?嬉しい!」


うわ、何て素早い動きなんだ。シビルが反応できてなかったぞ。


「私はそう言った趣味はないですよ・・・・」


何故か世津も連れ去られていった。


・・・・

・・・

・・




残ったメンバーで、今後の事を話して・・・・ノエミが、珠の事やら、神の事やら説明をしてくれるが、話がデカ過ぎてついていけない。



そして数時間後、ものすごい量の珠を袋に入れ、つやっつやな女神と、やつれた世津、何もなかったかのようなシビルが戻ってきた。


「神生最高の時でしたあ。」


女神はうっとりとした表情だ。


「うう・・・・わたしは男の人がいいんです。」


世津は泣きそうになって、俺に抱きついてくる。


よしよし頑張った。


「これだけあればもういいだろう。さあ、女神よ、いよいよ処女を手放す時がやってきた。」


へ?どういう事だ?


「女の神が処女を喪失する時、特別なアイテムが手に入るのだ。」


何じゃそりゃ?

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