第475話 珠の秘密

さてその3柱の神とか言うのがどういう奴らなのか。


その神のボス?になりたい集まりなのか?それとも本当に、俺達が思う神なのか。


一度会っておきたいなあ。


そう思ってふと、気が付いた事が。


神に会ったり、会っておこうとか、俺も大概だな、と。


さて、その前に疑問に思ったんだけど、その、珠。何だろう。


邪神を追い払うのに使ったっていうから、相当な力があるんだろうけど、作る事ができて、しかしそれを作れるのはこのデアさんと女神だけ?


今女神はシビルが拘束中だから、実質このデアさんだけが作れるとか。


で、どうやって作るのか、知りたいじゃないか?


だから俺は、何も知らないから聞いてみた。


「その珠の事ですが、どうやって作るんですか?デアさんしか作れないんでしょ?今は。」


普通に聞いたんだけど、デアさんが凄い反応を示した。


「ななななに聞いてるんですか信じられないそんな事聞かないでちょっと小次郎何とかしてよ!女性に何て事聞くんだこの変態えっち!」


・・・・何だろうこの虚しさは。


さらにギャギャー言ってるデアさん。

御免俺何かいけない事を聞いたのか?


「ああ口田君。気にしないでやってくれ。それとデアもデアだ。実際に口田君の目の前で作ってくれって言ってる訳じゃあるまいに。」


白河さんがそう言ってデアさんを慰めようとしている。


「はあ・・・・・」


「何がはあよ!私が珠造る所見てハアハアしたいんでしょ!」


「は?ハアハア?その、ハアハアする様な事して作ってるんですか?」


「ななななんてこと言ってるの女性に対し!デリカシーナッシング!」


・・・・うん、何だかもうどうでもよくなってきたぞ。


「まあ、そもそもどうやって造るかは、もはやどうでもいいんだよ。何でできてるかだけど、これはね、処女神の愛液なんだよ。」


え・・・・えええ?


今なんかとでもな事言ってなかったか?


処女神の愛液?えっとその・・・・愛液だよな?つまりはその・・・・女性の大事な所から出る・・・・


「小次郎なんて事教えるの!信じられない!」


「信じられないって、最近では一人で濡れないから、手伝ってくれって言うから、頑張って協力してるじゃないか?」


・・・・えっとその・・・・つまり、デアさんのオナニーを、白河さんが手伝って、そしてその、珠ができる?


ごめん神様、もっとマシな事考えられなかったの?神の血から造られるとか。


何考えてるんだ?

えっと、それに何で処女?


俺はデアさんをじっと見る。


「つまりデアさんと女神は、処女?」



「ぎゃー!それ以上言うなあ!」


あ、デアさん切れた。俺知らないよ?

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