第344話 3人の名前

そう言えば、3人の名前聞いてなかった・・・・


一応、職人のリストには記載があるらしいが・・・・名前みても分からないしな。


年齢が上・・・・三姉妹・姉から順番に”エミリー”・”ソフィー”・”ナタリー”と言うらしい・・・・

あの男前なのが一番下の妹のようだ。

ちょっとホンワカした?喋り方が真ん中、そしてドジっ娘が姉・・・・

微妙だな・・・・


年齢はそれぞれ・・・・30、27、24らしい・・・・


うーん・・・・顔見てもわかりにくいぞ?

3人ほとんど同じように見えるんだが・・・・?


レベルは・・・・5らしい。


微妙だな・・・・


一応クランに入ってもらい、早速ダンジョンへ向かう事に。


「ちょっと待ってくれよ!いくらなんでもいきなりダンジョンなんておっかねえぜ!」


一番下のナタリーだ。


「ああ、大丈夫だ、今から行くダンジョンは、低階層は比較的安全だから。下に行けば行くほど危険度は増すが、そこはほら、彼女達が守ってくれるし、危険と判断したらすぐに戻るし、後な・・・・防具・・・・見た目は服だが、これを着てくれ。そこいらのフルプレートより防御力があるし、動きやすさは普通の服以上だぞ?」


俺は服を渡す。

パッと見でだが、3人の体型を考え、服を妻’Sに選んでもらい、防御力を増す付与を施している、俺謹製の服だ。


スタイルの良さを生かし・・・・てるかどうかはわからないが、ズボンの尻にしっぽの穴を開けてあるので、着心地はいいはず・・・・


「この服・・・・凄いですう・・・・体にぴったり・・・・動きも阻害されていませんねえ・・・・」


真ん中のソフィーが言う。



「きゃー!」


どさっと痛そうな音をたててコケるのは・・・・お姉さんらしくないエミリーだ。


何もない所で何故コケるのか疑問だが・・・・


まあ準備も終わり、彼女達3人はパーティを組んでもらい、今回のダンジョンへは、2パーティ仕様で、経験値は2パーティで均等になる手続きがしてあるので、彼女達のパワーレベリングが期待できるだろう。


早速船に乗り、移動をする。

ゲートでもいいんだが・・・・今はダンジョン付近を開発中で、ゲートは撤去してある。

そのうちまた設置するつもり。


「何だこの船?船なのかこれ・・・・?スゲー空飛んでるじゃんか!」


「感激ですぅ・・・いいのかなあ私達こんな贅沢しちゃって・・・・」


「何々どうなってるのこれ、凄い魔力が感じられるんだけど?」


あれ?最後のセリフ、お姉さんキャラらしくないエミリーだな。


魔力を感じるのか?


「なあエミリー、この船の魔力を感じるのか?」


「え?ええ?感じませんか?だってほらそこ・・・・魔石ですか?凄い魔力があるの分かりますよね?ね?」


わからん・・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る