領地”ホープ”
第318話 いつの間にか、領地名が決まっていた
色々あって、ノエラとヒルダに連れ去られた訳だが・・・・何故かミシェレとオデットも同行。
船で出発する事に。
そう言えば、王様たちを送り届けた後に戻ってきてから、船着き場?に置きっぱなしだったな・・・・
この船、優秀で、自動操縦なる物があって、何かあるまでは勝手に飛んでくれる。
何か接近してきたり、不具合があればブザーで知らせてくれるらしい。
未だそんな事態になった事は無いんだが。
まあ、ワイバーンとかこの船目掛けて飛んできた時とか、きっとブザーが鳴るんだろうな・・・・
なので?ノエラ・ヒルダ・ミシェレ・オデットの順番で船の寝室でナニをしてしまいました・・・・
そして・・・・今回はロンダーヴが同行してくれていて
「やっと気分がよくなってきたからね、ボクが同行してあげるよ!」
と言われたんだけどね、ありがとう。
しかし今は・・・・
「以前も言ったと思うんだけど、ボクが何故シーツを毎回替えないといけないのかな?」
「そのごめん・・・・感謝してるよ?」
「じゃあ態度で示してよ?」
・・・・最後はロンダーヴに搾り取られました・・・・
明け方戻ってくると、温泉に入り、その後寝たんだけど、起きると領地の事で報告があると言われ、またも集まる事に。
そして・・・・何故かビクトル君の隣にパメラさんが座っている。
はて?呼んだ覚えはないんだが?
え?婚約した?マジすか?おめでとうビクトル君。よかったねあんな美女ゲットできて。
で・・・・何故かノエラが最初に報告をする事に。
「領地とは関係ございませんが・・・・あちきを・・私を含め、ヒルダ様、ミシェレ様、オデット様が新たに士門さまの妻となります事をご報告いたします。」
え?そうなの??まあ・・・その・・・・ナニをなにしてナニしちゃったから・・・・
そして次に何故かロンダーヴも報告があるようで。
「えっと、ボク精霊なんだけどね、見事にますたーの子供を宿す事が出来たから、報告するね?ボクの知る限り今までこのような事はなかったと思うから、お腹の子がどんな風になるか分からないけれど、全力で育てるからね。今後はボクもますたーの妻となるので、みんなにお願いしちゃうけどいいよね?」
え?妊娠してたの?分からなかった・・・・
そう言えば最近体調が悪いって言ってたっけ?
・・・・
・・・
・・
・
色々あったけど、此処から本題に入るようだ。佐和が説明をする。
「色々あったけれど、士門さんが頂いた領地名は”ホープ”となりましたので、一応お知らせするわ。何か質問はあるかしら?」
え?何それ俺知らないんだけど?しかも、もう決まったの前提で話してる?
「ごめん佐和俺知らないんだけど・・・・」
「あら?そうだった?でもいいですよね?ずっと決まっていなかったのですから。士門さん、何か意見はありますかしら?」
・・・・何もございません佐和様・・・・
「はい、では新領地名はホープという事で、正式に国へ報告しますわ。尤も既にホープという事で国中に広まっているのですけれどね。」
何と言う事でしょう・・・・領主が知らない間に、知らない名前が、決まっているだけでなく広まっているとか・・・・もう俺領主じゃなくていいよね?
「あ、今面倒だから領主じゃなくてもいいよね?と思ったかしら?」
貴女はエスパーですか?佐和さん。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます