第307話 デュラハンキング19体とか・・・・

もう滅茶苦茶だった・・・・


敵味方入り乱れての乱戦。


今回は・・・・ビクトル君もレベルが先ほど9に上がったばかり・・・いいのかこんなハイペースで?


ビクトル君が心配だが、俺が投石してダメージがあるデュラハンを早速仕留めている。


あ、一応、俺が打った剣を貸してるんだよ、ビクトル君には。


そして・・・・シビルは・・・・今までビクトル君の護衛ばかりしていてうっぷんが貯まっていたのか、魔法で数体デュラハンを仕留めていく。


そして・・・・あれ?向こうの奥さん3人は・・・・動きが急によくなった。

ひょっとしてレベルが上がった?


魔法を絡めた舞うような動作で仕留めていく。


・・・・想定よりもかなり早く、あっという間に討伐完了。


うーん・・・・また鎧と魔石か・・・・


そして、また家で休む。


残りは5層か・・・・


この先があっても無くても、一度戻らないといけないな・・・・


100層になったら必ず戻ろう。王様はもっとというかもしれないが・・・・


「100層を突破した場合、先にあろうとなかろうと戻りますよ、いいですね、王様?」


「・・・・なんでじゃ・・・・まだいけるぞ?」


「何を言ってるんですか?これ以上は駄目です。」


俺ははっきり言っておいた。


「これ以上は相手が強すぎます。敵が・・・・キングの後となると・・・・どうなるのか想像もできません。必ず戻るので。」


・・・・

・・・

・・


96層は・・・・豆?

枝豆とかそんな感じのが。


ここに来てマメか・・・・

採った直後から鮮度が落ちると言われる枝豆。

即カバンに入れる。



97層は・・・・うわ、変な虫が・・・蚕?

蚕なのか?


何やら金色っぽい繭がある。


悲しいかな、中の虫はいらないので、虫を取り出し、繭の実をカバンに入れる。

ごめんね蚕さん・・・・


98層は・・・・宝石が至る所にある。


ここに来て宝石か・・・・

粒の大きなダイヤモンド・・・・・かな?

まあドンドンカバンに入れていく。


そしていよいよ99層。

どんなのが・・・・?


ワイバーンだ・・・・

また面倒な奴が現れたな。


下に降りてこないので、俺が石を投げて撃ち落とす。


皆それぞれ仕留めていく。


「相変わらず冗談みたいな命中率ですわ。」


感心したのかそう言ってくれる佐和。


「俺も驚いてるよ。向こうが避けない限り、必中だからな。」


「おかげ様でワイバーンも簡単に仕留める事が出来てるけどね。」


イベッテもそう言ってくれる。


こうして、思ったより簡単に仕留める事が出来た。


本当なら大変なんだろうな・・・・


そして・・・・ついに100層の扉の前へ辿り着く。


どんなボスなのだろうか?

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