第201話 せつとみつえ、風呂場に現れる

俺がゆったりと湯船に身を委ねていると・・・・


脱衣所の方から音がする。

声も聞こえるぞ?


せつとみつえか?どうかしたのか?

俺が疑問に思っていると、少し戸が開き、


「しもんさん・・・・?いますよね?」

とせつが顔を出して聞いてくる。


「ああ、いるよ。何かあったのか?」


「何かあったというか・・・・今からナニがあるかも、です!」


みつえから返答が返ってくるが・・・・うん?と思う間もなく2人が入ってきた。

「失礼致します・・・・」


「お邪魔しまーす」


・・・・俺は二人を思わず見てしまった・・・・

俺はおかしくなったのだろうか?


俺が入浴してると知っている2人が、何も隠さず、裸で入ってきたからだ。


せつの控えめな胸と、すらっとした体型、綺麗な肌が目に入る。


そして次に、やはり控えすぎ?な胸と背が高いからなのか、本当にすらっとした体型、長い脚・・・・

あれ?ちょっと待て?お股に毛が無い・・・・だと?

俺は思わず見てしまった・・・・


せつにはうっすら生えてるが・・・みつえには・・・・ない!何て事だ!


俺の視線を感じてるのかどうか、2人は身体を洗いはじめる。


そう、日本人なら湯船につかる前に、しっかり洗わないとね。


俺はこれ以上見ると暴走しそうだから、見ないようにする。

暫くすると・・・・髪の毛を洗い終わった2人が・・・・髪をアップにして、タオルで巻いて・・・・体は隠さず俺の隣にやってきた。


いや、色々まずいだろう・・・・控えめと言っても、ちゃんとあるんだよ、2人共胸が。


そして・・・・左右から腕を取られ、抱きつかれる・・・・あかん・・・我慢の限界だ・・・・

さらに追い打ちが・・・・

2人、足を絡めてきた・・・・もう限界・・・・


と、その時・・・・


「しもんさん、私、士門さんの事が好き。だからその・・・・抱いてほしい、です。」


せつが耳元で囁く。

そして反対側からみつえが、


「私もしもんさんが好き。もう我慢できない。早く抱きしめてほしい。」


・・・・現役女子高生2人、しかも美少女。更に裸で風呂・・・・


「いいのか?こんな事されたら、暴走してしまうぞ!」


俺が訴えると、2人は、


「遠慮なくどうぞ!」


「痛くしないでね・・・・?」


と。


流石に風呂で致すわけにはいかず、

「じゃあ、今すぐ出て、船に行こう!さあ行こう!」


もう正常な判断が出来ない。


俺は風呂から出て、ささっとバスローブを羽織る。

そして暫くすると、2人もバスローブ姿に。


2人は俺の所に来て・・・

「「早く行きましょう!」」

と言われ、船に向かった・・・・

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