第170話 城へ向かう
地に足がつかないというか・・・・
何だか金額が凄すぎて、色々判断力とか、おかしい。
イベッテもそのようで、
「今後どうしましょう!使い道が・・・・?」
どうやら金がありすぎて、使い道を心配してくれてるようだ。
「おいおい考えよう・・・・兎に角、城へ行こう・・・・」
・・・・
・・・
・・
・
俺達は城へ向かった。
「お待ちしておりました、士門様、イベッテ様。」
そこには、査定が終わったのか、1通の書面が置いてある。
どれどれ・・・・?
ミノタウロスキング
魔石 11個
角 4本
マンティコアキング
魔石 3個
毒針 2本
ケルベロスキング
魔石 2個
牙 2個
キメラキング
魔石 1個
羽根 2本
サイクロプスキング
魔石 3個
ドロップ 0個
種族による魔石の差がほぼない事から、査定は一律。
魔石 20個
1個 金貨 2000枚
合計 金貨 40000枚
ミノタウロスキングの角 4本
1本 金貨 1000枚
合計 金貨 4000枚
マンティコアキングの毒針2本
1本 金貨 1100枚
合計 金貨 2200枚
ケルベロスキングの牙 2個
1本 金貨 1500枚
合計 金貨 3000枚
キメラキングの羽 2本
1本 金貨 2500枚
合計 金貨 5000枚
ドロップアイテム
合計 14200枚
総合計 金貨 54200枚
支払いは 大白金貨 54枚
金貨 200枚
・・・・確か54億円だよな?さっき47億だから・・・・ざっくり100億かあ。稼いだなあ・・・・?
すると、イベッテが俺をゆすってる。
「しもんさん?大丈夫ですか?何か変ですよ?」
はっ!
あまりもの金額に、意識がぶっ飛んでたわ。
因みに・・・・まだ出していないドロップ品がある。
それは・・・・宝石。
何やら特殊な使い道があるようなので、こちらは手放す予定がない。
「士門殿、こちらが支払いでございます。」
そう言って、先程の金額を目の前に出してくる。
俺はあいさつもそこそこに、金を受け取って、城を後にした。
・・・・
・・・
・・
・
今は船で移動中。
ちょっと落ち着こう。
ここは落ち着いて・・・・万が一、暴走してイベッテを襲ってしまったら大変だから、何があってもナニはしない。
きっと正常な判断じゃあないから、後で後悔するだろう。
「しもんさん、お疲れ様でした。喉を潤してはどうですか?」
ラウンジに置いてあった飲み物を入れてくれたようだ。
イベッテも同じのを持ってきてくれる。
2人して飲む。
うん?飲みやすいなあ?ジュースか?
「あら?とても口当たりがいいですね、これ?何でしょうか?」
あっという間にグラスが空になる。
イベッテが瓶ごと持ってくる。
「字が読めませんが、これなんでしょうか?」
よく分からないが・・・・カクテル?
アルコール度数が・・・・20度?
え?あれ酒なの?しかもアルコール度数20度って・・・・
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