第169話 凄い事に

ミノタウロス・・・・


ジェネラル  12個

コマンダー  20個

それ以外   25個


マンティコア


ジェネラル   3個

コマンダー   7個

それ以外   11個


ケルベロス


ジェネラル   2個

コマンダー   4個

それ以外    7個


キメラ


ジェネラル   1個

コマンダー   4個

それ以外    9個


サイクロプス


ジェネラル   3個

コマンダー   5個

それ以外     9個


ざっとこんな感じ。


ああ・・・・こんな名前だったのか。

「ちょっとしもんさん?何ですかこの数?」


「知らないよ?いつの間に?」


どうしてたんだ、覚えがない・・・・


「それで・・・・数が多いので、一律で価格を出させてもらおうと思うのだが、いいだろうか?」


「えっとどんな感じ?」


「今回の魔石は、種族による差が殆ど無いので、ランクで決めさせていただく。」


「それは・・・・ジェネラルは幾ら、コマンダーは幾ら、みたいな?」


「その通り。」


俺は了承したが・・・・


ジェネラル  21個

コマンダー  40個

その他    61個


・・・・何だかすごい・・・・


「査定の金額なのだが・・・・ざっくりと、ジェネラルは1つ金貨1000枚、コマンダーは500枚、その他は・・・・平均すると100枚。」


えっと?

ジェネラル  金貨21000枚

コマンダー  金貨20000枚

その他    金貨 6100枚


合計       47100枚



え・・・・?

確か価値的には・・・・金貨1枚って日本円でざっくり10万円だよね?

じゃあ・・・・47億1000万円?!

絶句している俺。


「少なかっただろうか・・・・?流石にこれ以上は出せないのだよ。すまんが・・・・」


「ちょ・・・・ちょっとイベッテと話をさせて下さい。」


俺はイベッテとひそひそ話をする。



「なあ・・・・とんでもない事になってるけど?」


「流石に私も・・・・これだけの魔石、見た事ありませんから・・・・驚きです・・・・もう遊んで一生暮らせますね?」


「あとさあ・・・・城にキングの魔石渡してるよな?素材のドロップもキングだけ少し持ってきてたから・・・・」


「私・・・・駄目・・・・」


「イベッテ、俺をひとりにしないでくれ!」


あ・・・・今ので空気が変わった・・・・


イベッテは目を見開き、パメラさんと、トップの名前知らない人・・・・が俺をまじまじと見る。

何かやらかした?


「しもんさん・・・・その・・・・そういう事は、2人っきりで言って下さい・・・・恥ずかしすぎます。」


顔を真っ赤にしながらもじもじし始める。


嫌がってない・・・・よな?

うーん・・・・この国の常識が分からない・・・・?


・・・・・・・・・・・・・・・・


何やらパメラさん達の様子もおかしいが、気にせず交渉を纏める。


「えっと、もうその金額で大丈夫です。ただ、あまりにも金額が大きすぎて、どうしたら良いんですか?」


「ああ・・・・心配ない・・・・とは言えないが、こういう時、白金貨がある。」


何だよそれ?


何やら、白金貨・・・・プラチナか?1枚で金貨100枚相当らしい。

そして・・・・大白金貨なるものが存在しているらしく、白金貨10枚の価値。

つまり、今回は金貨47100枚・・・・持てないよな?床が抜ける・・・・白金貨471枚

結局支払いは、大白金貨47枚と金貨100枚で貰う事に。

これなら持ち運びも大丈夫そう。


ただ、白金貨や大白金貨は、一部の大都市の商館と、国が定めた場所以外では取引できないとの事。

まあ、取引の方法は色々あるらしいが・・・・


この辺りはイベッテが知ってるそうだから、後で教えてもらう事に。


う・・・・一気に大金持ちだ・・・・?

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