第140話 シビル・アンヌ・エロイーズ・モンゴルフィエ

 ダンジョン前に集まるクランメンバー。

 まあ、2パーティーしかいないんだけどさ。

 で、俺が一言喋る。


「さっき城では言わなかったけれど、生き残りは殆どいないと思っている。特に低階層で活動していた冒険者は絶望的だろう。」


 キングが5体とか・・・・もし俺達と一緒で、俺達が召喚の巻き添えを食らった時周りの経験値100倍とかが、このダンジョンにもあったとしたら・・・・

 キング達は一体幾つのパーティーを屠ったのか・・・・?

 しかも俺達が仕留めたキング以外にも、まだ強い魔物がいる可能性がある。


「そして今回は、この女性・・・・元S級パーティメンバーで、個人のレベルも9と素晴らしい・・・・(名前なんだっけ?)戦力になると思う。で、今回は臨時でクランメンバーに加える事とした。で、人数的に俺のパーティーへ組み込む。」


 まあ、”黒い奴”は男6人パーティー、しかもあの格好だからな、新人の入る余地はない。


「宜しくお願いします・・・・」


 俺のパーティーに加入するうえで、ステータスのパーティメンバーへの開示は絶対、と言っておいたので彼女は了承してくれた。

 何せ、彼女が何をできるのか知っておかないと、生死にかかわる事態になった時の生存率に直結するからな。

 で・・・・彼女だが・・・・



 <名前:Sibylle Anne シビル・アンヌÉloïse Montgolfierエロイーズ・モンゴルフィエ>


 <種族:ハイエルフ>

 <年齢:1738>

 <性別:女性>

 < LV:9>

 <職業:レンジャー・冒険者>

 <力 :F レベル補正後   B>

 <体力: E レベル補正後   A>

 <知力: A レベル補正後 SSSS>

 <精神力:A レベル補正後 SSSS>

 <俊敏: A レベル補正後 SSSS>

 <魅力: A レベル補正後 SSSS>

 <運:  C レベル補正後 SS>

 <保有スキル>


 調合・調薬・解析・解読・隠密・索敵・弓術・護身術・風魔法・水魔法・精霊術・古代魔法(限定)


 <譲渡スキル>


 <称号・賞罰 冒険者・精霊の加護>


 <所属>

 パーティー”希望”   ランク A

 クラン”御国台”    ランク A


 これまじ?種族が・・・・ハイエルフ?

 名前は・・・・エロい?ぐは!エルフさんに殴られた。

 フムフム・・・・え?エロイーズさん?その名前で言うな?シビルでいいって?

 エルフさんはシビルというらしい。


 年齢・・・?え?1000歳超えてるよ?年下と思ってたんだけどな・・・・めっちゃ年上。


 古代魔法とか?よく分からん・・・・


 そして、うん?クランランク上がってるやん。いつの間に・・・・パーティランクも。


 まあいいか、減るものでもないし。

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