ダンジョン

第132話 ダンジョンに向かう途中

俺達は再びマウンテンバイクで、ダンジョンへ向かう。


街道からあと半分の距離付近で、冒険者の成れの果てを発見。


10人以上いたが、皆既に死んでいた。


中には女性の姿もあった・・・・痛々しい。


俺達の後に、兵士が来る事になっている・・・・これは、街道からダンジョンの巡回らしいから、このまま死体は放置する事にした。


先ほどのミノタウロスの仕業か、違う魔物にやられたのか・・・・


分からないけど、仕方ない。


先を急ぐ。


・・・・

・・・

・・


もう少しでダンジョンという時、やはり冒険者の死体を発見。

今回は、魔物の死体もあった。


初心者だったのか、実力者だったのか・・・・力尽きて・・・・残念だ・・・・


イベッテからダンジョンについて聞く。

イベッテはこのダンジョンに10年前に入った事があるようで・・・・

王家のパワーレベリングはこのダンジョンで行うようだ・・・・


低階層は、ただの洞窟。

何故か明るいそうだ。


あれ?暗くないのか・・・・


中階層になると、さらに変な話だが、森林地帯が広がるらしい。

ダンジョンの地下、どうなってるんだ?

さらに下は・・・・色々らしい。

湖があったり、砂漠だったり。


よく分からん。


2つのパーティが、固まって移動開始する。

分かれ道があっても、同じルートを行く。

万が一強過ぎる個体に遭遇した場合、特に”黒い奴”が危ないからだ。


俺はクランから犠牲者を出すつもりはない。


暫く進むと、戦闘している?音がする。

もしやと思い近づくと・・・普通に発生?した魔物と初心者パーティが戦闘しているだけだった。


邪魔しちゃ悪いからな。

俺達は先に進む。


そして、奥に進むと、普通に発生した魔物と何度か戦闘。



・・・・

・・・

・・


イベッテが、もうすぐ下の階層へと続く階段があると教えてくれたのだが、いた・・・


ミノタウロスが数匹、床には多数の冒険者だった死体が・・・



俺達は、暫く様子を見ようとしたが、向こうから来た。


あ、やばい、一体はキングしゃないか!


こいつらが本来居ないはずの階層に出現した魔物か?

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