探索
第28話 探索開始
美人教師の車で移動する事に。
俺の車は荷物満載だったから、人が乗れない状態。
カバンに入れちゃえば、いいんだけど、そんな暇なかったし。
まず商業エリアというか、ホームセンターに移動。
念のため入り口を確認、鍵を開けて入る。
まだ収納し切れてないので、片っ端から突っ込む。
そうそう、美人教師さん、名前を
一つ下だった。
何故か彼氏はいませんよ、と言われた。
え?脈あり?無いよな、こんな美女。
ちょっとせつからジト目で見られたけど、仕方ない。
そして片っ端から物が消えていることに驚く2人。
そして1時間ほどで、ほぼ荷物を収納。荷物だよ、荷物。
商品を勝手にパクッてるんじゃないからね?
スーパーはもうないので、別の店を探す事に。
あ、そうそう、意外な事に大型の荷物、カバンを開けて、少しでも当てたら入っちゃうんだよ。
なので、ホームセンターの物置とかも入れちゃった。
なんかセカンドハウスっぽいのもあってね。それも入った。
そして、知らない服屋さんがあって、この辺ではメジャーらしい。
様子を見るけど、別に何もなさそう。
流石に鍵は開いてなかったので、無理やりガラスを割って侵入。
意外とたくさん置いてる。
ここで女性陣が目を輝きだす。
だって・・・着替えてないから汚れてるし?
仕方ないので一人ずつ着替えてもらう事に。
時間が無いので、下着はサイズ見てあればすぐに、服は動きやすいので。
見ると袋を用意し、下着をいくつか持って帰るらしい。
まあ残りは入れるけどね。
困ったのが着替えた服。
これも、もう手に入らないから、袋に入れて持ち帰る事に。
そして俺が女性用の下着を収納し始めて、男が女性の下着を触るのを見るのに抵抗があったのか、
2人が下着を取って、カバンに突っ込んでくれた。
もうね、サイズとかお構いなしに入れる入れる。
すんごい・・・・夜の大人用?のもあったけど、躊躇わず入れる。
そして2時間ほどで消えた・・・
あ、そうそう、携帯ショップもあったけど、まあ店にはパソコンが沢山あったので、プリンターとか用紙も全部カバンに入れた。スマホとかも一応全部入れた。
万が一役に立つかもしれないからね。
で、少し奥に行くと、何故か宝石扱ってる店があってね。
この際だから全部持って帰った。
知らなかったけど、学校と道を挟んだ所は商業地域らしく、店が沢山あるらしい。
というか店しかない。
しかし、生存者がいない。
・・・・と、24時間やってる店を見つけた。ギリギリ範囲みたいで、裏口は入れるけど、表の駐車場?はなかった。
歩いて店に入ると、化け物の気配があった。
よく見ると死体がいくつか。
明け方とはいえ、人はいたよな。
店員らしき人もやられてる。
店の中には・・・・居るのか分からない。
ライトをつけて、様子をうかがう。
と、1匹襲ってきた。
これを半殺しにし、身動きできなくして、
「前重先生、貴女が止めを刺して下さい。」
そう言うと驚いたのか、
「え?私がですか?いきなり言われても、できません・・・・」
そりゃあ無理だよな、普通。だけどその普通は今は通用しない。
「これから貴女みたいな美女には、より困難な事態になります。せつもそうだけど、見た目の良い女性はきっと襲われる。しかし強くなっておけば反撃できる。正直今後の見通しが無いから、前重先生にも、他の人より強くなってもらいたいんだよ。」
考えこむ前重先生。
そしてじっと見つめてくる。
「わかりました。えっと、実際にはそうは言っても、生理的に無理なのですが、どうしましょう?」
「任せて下さい。」
そう言って剣を持たせ、後ろから抱きかかえるように手を握り、前重先生を引きずるようにして、今回はゴブリンか・・・・に止めを刺さす。
あ、目は閉じてもらっていて、止めを刺す前にパーティから外してるんだよね。
ちなみに、移動する時に前重先生は俺のパーティに入れておいた。
外に飛び出し嘔吐する前重先生。
いやー何度見ても、こっちも気持ち悪くなるよな。
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