第26話 結構な人数
うーん・・・・まあいいんだよ、結構な人数が生き残っているから。
運なのか、校舎にいた人は比較的に無事、体育館にいた人は壊滅的・・・・。
武道室と思ってた場所は、聞き直すと柔剣道場というらしい。
あ、そう言えば今更だけれど、誰かが柔剣道場って言ってたような。
そう言えば、自分の高校もそんな名前だったような。
あ、まだ調べてない場所があるらしい。
講堂と運動場の所にある部室、プール。
あるのか、プール。しかも50メートルらしい。
今はいいけど、この人数、食事とかどうするんだ?
さて・・・・戦える人数も増えたので、順番に柔剣道場に行く事に。
何人いるんだ?
女性が多い。男子は生き残りが少ないな。
どうするんだよこれ?
さて・・・結構な人数が、レイドを組む事になったけど、果たして全員レベル上がるのか?
さて、今居る人数を把握しないと・・・・
柔剣道室 女子生徒51人 男子生徒5人 女性教師4人 男性教師2人
音楽室 12人 0人 1人 0人
2階 9人 5人 1人 1人
3階図書室 10人 5人 1人 1人
合計 82人 15人 7人 4人
生徒以外 1人
全部で108人なのか・・・・・俺合わせて109人。
全員助けるのはどうなんだ?
やはり食糧か・・・・後は誰が戦えるか、だけど。
ここでひとつ朗報があった。
買い出しに出ていたメンバー、車で移動中だったらしく、ここに転送された時、車で化け物を何体か撥ねてたらしい。7人。
見てみると、たまたま?パーティ扱いになっていて、各々レベルが上がってた。
何と全員がレベル6だった。まじか・・・・
全員男というのがちょっとなんだけど、この際何かあっても仕方ないだろう?
”俺つええーー―”とかなって調子に乗って、女生徒に乱暴したりとか。
これは責任取れないな。
まあ、信じるしかないんだけど。
さて・・・・外の探索と言いたいけど、無理だな。暗い。
ここで無理に探索して、何かあるとまずい。
かといって、万が一生き残りがいたとして、この間に死んでしまう可能性もあるけど、これだけの生存者を、危険に晒すわけにもいかないし、何よりこっちの身が持たない。
先生達と協議した結果、この場で皆寝てもらい、朝になったら探索に一部のメンバーで出る事に。
こっちとしては誰も信用ならないので、せつには付いてきてもらう事にした。
逆に安楽座さんには、この場を守ってもらう事に。
残留メンバーの中では一番レベルもあるし、 何よりレベルが上がってる男子生徒の暴走があった場合、止められるのは彼女だけ、なので。
ひとまず寝る事に。
流石に男性と女性は分ける事になり、人数の少ない男性は倉庫?とかで。多い女性は布団がある部屋で。
流石に柔剣道場、柔道する部分は畳。まあ、建物の半分が畳という感じかな。
なので、まあそんなに悪くはないだろう。
・・・・
・・・
・・
・
朝になり、起きたが何事もなかった。
申し訳ないけど、こっちは番をせず寝させてもらった。
一番強いのが俺で、戦力的に回復するべきとなったので。
本来合宿は今日までだったので、食料はまだある。
しっかり食べて・・・・と言いたいけど、本来は炊き出しとかする予定だったので、建物で済ませられる食事で済ませた。
まあ俺はこっそりカバンから食べ物を出したわけだが。
それと、個人的に内緒でせつと、安楽座さんと、あの美女教師にも渡した。
バレるとまずいので、絶対に言うな、と釘を刺して。
もしもれたら3人とも見捨てる、と言い渡して。
3人の誰が漏らしたとか関係なく。
どうも皆頭の回転が速いみたいで、色々考えた末に了承してくれた。
さて・・・化け物と生存者、いるのかなあ?
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