第13話 どんどん魔物を倒す

この魔物・・・・人に似てるんだよな・・・・

そう言えば、こういうファンタジー物とかで、出てくる人型の魔物、ゴブリン、コボルド、オーク、オーガ、トロールとかいるんだよな・・・・


でも、今居る魔物、弱っちいゴブリンだよな?

まあ、何も知識がなければ、それなりに、力もあるし死んでしまうのか?

そして、ミスのせいで、1人でも魔物が人を殺したら、凄い経験値が入り、普通の人では太刀打ちできない、ある程度の手練れじゃないと、倒せれないほどに強くなる・・・・


その所為で?雑魚ゴブリンが、手に負えなくなってる?


この間にも、たぶんゴブリンがいたので、どんどん投石をして殺す。

しかし・・・・こんなにも気持ちよく、石が命中するなんて驚きだ。

絶対こんなに当たらないぞ・・・・


そして、そのうちの1匹、なんと避けた。

もう一度投げる・・・今度は2つ間を開けないで。

更に避けられてるけど、もう1個が当たる。

あ・・・・死なない・・・・?

今までなら、当たれば弾けてたけど、今目の前にいるやつは、当たった場所から血は出てるけど、耐えてる。

これ、もしかして複数の人間を殺してる?


これはちょっとやばいと思い、そう言えば剣を貰ってたなと思い、先ほど貰って色々詰め込んだカバンに手を突っ込み、剣ケンけん!!と念じて取り出してみる。

お!ちゃんと剣が出てきたぞ。


そして構え・・・・ってどうするんだ?傘とか使って、それっぽいポーズとかした事あるし、後はバットみたいな構えなら、した事あるけど、剣の心得なんてないしなあ。

因みに野球は右投げ左打ち。

一応握りは左打で使うようにしてみるか・・・・?

魔物がこっちに突進してくるので、剣を構え、備える。

魔物・・・・ゴブリンは?こちらにこん棒?を振りかざしてくるので、そこに剣を振りかざしてみる・・・・

あっさりこん棒が真っ二つになる。

何この剣凄すぎる。

驚くゴブリン・・・?

その隙を見逃さず、、ゴブリンに剣を振りかざす。あっさり切った先が上下に分かれる。


そして、一気に気持ち悪くなる。

ゲー・・・・・・・・・・・

もうその場で吐いた。もう吐くものがない感じだけど。

流石に生き物を、生きたまま真っ二つとか、グロすぎて耐えられない。


暫くして、落ち着いたので、周りを見ると、生きてるのはいなさそう。

校舎の入り口が開いてるので、警戒しながら入ってみる。

・・・・魔物と人の死体が沢山ある・・・・


警戒しながら奥に進む。

どこかに生き残りはいるんだろうか?

「おーい、誰かいるか?」


暫く待っても返事がない。

魔物もいないっぽいので、2階へ登ってみる。


2階も端から端に移動してみるけど、誰もいない。生きてるのは。

階段に死体があった・・・人間の。

3階にいるのだろうか・・・?


3階に向かうと・・・・ガンガン音がする。

誰かいる?いた・・・・魔物・・・ゴブリンが複数。

机をバリケード?にして廊下で防いでるみたい。

奥に部屋があるみたいだけど、まだ誰か居るのか?

「誰か生きてるか?」


そう大声で尋ねると

「だ・・誰?た・・・・助けて!」

返事が返ってきた。女性の声だ。

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