第11話 カバンに片っ端から商品を入れる

先ずはライトを探さないと・・・・


明かりがついてないから、やはり暗い。

というか、なんか不気味だ。


そう思いつつ、家電を扱ってそうな所へ行き、ライト、出来ればヘッドライトを探す。

あった。


電池は・・・・単三3本か。

電池もあったので、その場で開封、装着。

うん、見やすくなった。


そして取り敢えず、片っ端から商品をカバンに詰め込む。おお!入る入る。

電球?いらんなあ。そう思いつつ選別する時間が惜しいから、どんどん入れちゃう。

エアコン?電気ないのにどうするんだ?でも入れちゃう。


中華メーカーの冷蔵庫?まあ貰っとこう。

洗濯機もあるし、テレビもある。

洗浄機付きの便座・・・・便座ごと貰っとこう。

あ、ここはリフォームの場所ね。


・・・・

・・・

・・


数時間かけても、まだ入りきらない。

あ、それよりスーパー見に行こう。

先ずは明かりを確保したので、食べ物を確保しに、隣のスーパーへ。

えっと・・・・お、バックヤードが空いてる。

でも誰もいないな。

もしかして、店の人、停電したと思い、店の外に出て、やられちゃった?

まあいいや。それよりまず生鮮食品。

あ、このカバン、こんなの入れて大丈夫かな?

入れたはいいけど取り出した時、腐ってたらお話にならないような・・・・


野菜、肉、魚、冷凍食品、アイス、等々を突っ込んでいく。

あ、飲み物も確保しとかないとね。


店の商品を片っ端から、カバンに突っ込むけど、時間がかかる・・・・

パンがあったので、パンをかじりつつ、収納。ひたすら収納。

多分時間は、昼になったのかな?

何だか目の前に画面が出て、何かあの駄女神が何か言ってるけど無視。

人助けとかの前に、自分の安全を確保しとかないとね。


え?助けを求めてるのが、美女だったらどうするんだ?

美女だからって、自分の身を危険に晒してまで助けんよ??

助けたはいいけど、僕の事が眼中になかったら、助け損だしね。

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