FGO:飛んで五章
はい、五章クリアしました。
え? 四章はどうしたかって? 最後になるにつれてすっごいダメシナリオになっていって最終的に今までで一番評価が低いんですけど聞きたいですか? え? 聞きたくない? まあそうですよね(
まあそんな感じで四章に憤りつつ、五章まで進めてクリアしました。四章はナーサリー・ライムのくだりまでは好きだったんですが……。惜しいシナリオを亡くしました(?)。
で、五章ですよ。これがもうびっくり。FGO始めてから初めてちゃんとした物語でした。とても面白い。
感覚としては五章に入ってからすぐに主人公のキャラ付けが濃くなります。簡単に言うと主人公がプレイヤーそのものではなくなって、主人公というキャラであるような扱いになったと感じました。でもこれのおかげで主人公と自分をイコールで見なくてよくなったので読みやすくなりました。たぶん五章冒頭のグレネードで吹き飛ばされて大怪我を負うシーンで人格が変わったんだと思います。怪我の功名ですね(
それで五章全体として今までとは打って変わってちゃんとした物語になっています。そう、物語。一応今までで二章はシナリオとして悪くなかったと思ってるんですが、その理由は「ゲームシナリオとしての破綻がないから」です。つまりシナリオの形をちゃんと作れていたというだけで「ああ、ちゃんと読めるからいいかな」程度の想いで良かったんじゃない? という評価でした(改めて書いてみると最悪な根性だな私)。でも五章はシナリオとして成立しているうえにちゃんとそれが物語として昇華されているわけです。急にシナリオライターさんがレベルアップした感じ。これはすごい。
具体的にどう凄いのかというと、まずキャラクターの描写をしっかりさせている。一部フェルグスのような例外がありますが、ほとんどのキャラクターが自分なりの動機や物語を持っていて、それに従ってちゃんと動いていく様が描かれています。敵も味方もそれがしっかりしているのでお互いの物語が絡み合って一つの大きな五章という物語をしっかり作り出しています。凄い。例えば今まで出てきてはちょっとキャラの顔見せだけしてすぐ退場していたやられ役としての敵ですが、五章ではほとんどのキャラが敵であってもちゃんと描かれていて、前半で主人公たちに因縁をつけて後半まで持って行ってそこですがすがしく散るとか(フィンとディルムッドね)ちゃんと敵というキャラクターの物語がそこにあります。五章ラスボスのクー・フーリンとメイヴも最初から最後までしっかり描かれていましたし、メイヴの死んだあとクー・フーリンが本来の自分を取り戻しつつありながらもだからこそメイヴの意思を大切にして戦いを続けるなど良い演出もありました。まあフェルグスが例外なのが惜しいところです(こだわる)。
他にもラストシーンでのエジソンとニコラ・テスラの共闘シーンは四章のシナリオをちゃんと引き継いでからのラストを大きく盛り上げる流れになっていて良かったです。
そんなわけで五章はかなり良く、とても楽しめました。気に入ったキャラを育てたいなあと思いつつ好きになったフィン・マックールとかレアなキャラも多くて手に入らないのが難ですね。その程度には私の中で盛り上がって楽しめた五章です。
さて次は六章ですが、果たしてどうなるのか。このまま面白さが持続するのか、はたまたライターの都合で逆戻りしちゃうのか。噂によると六章からが面白さの本番らしいので物語として楽しめるといいなあと思いながら攻略準備をしています。
そうそう、六章から急に敵が強くなってるという話を聞きまして。試しにちょっとだけやってみたらなんか難易度が全く違うので今イベントも利用してレベルアップに専念中です。年末年始もまたイベントがあるかもしれませんし、その辺でレベルアップに専念して新年から六章攻略でしょうかねえ。
まあ、少しのんびりやりますかね。
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