2019年11月28日

2019年11月28日、仕事に行った。

なんというか仕事に行ったか行かなかったかで物事を語りはじめるの、すごい虚無を感じるな……。しかし今日々を記録するためにはものすごく重要なことである、残念ながら。本来もっとくだらなくてどうでもいいことであるべきだと思う、早くこんな記録を書く日々から脱したい。

そういえばこの記録を書くことは、とりたてて価値のなさそうなことをうだうだ書くという試みでもある。

わたしは小説書きで、日ごろ文章を書くときには意味あるもの・価値あるものを生み出したいと思いながら書く。なにか自分の糧となるようにとか、できれば反応や評価がほしいとかさまざまなことを思い、託そうとする。

しかしこの記録は違う。書くという行為に対する前提、期待、手垢、プレッシャーその他もろもろ、つまり書くことに伴う価値観のすべてを放り投げ消し去りたいと思っている。そういう体験、経験を得るために……というのが、この記録を書いている理由のひとつでもある。

ただ自分のために、自分でも面白みを感じないようなものを、誰の反応も評価も求めずに書く。上手く書こう、良いものを書こうという気持ちもなく書く。構成も見直しもしない。内容や技巧でなく、書くことそのものに意味を見いだし、自分の支えとする。

この記録にエッセイとしてのクオリティを求めるなら、生活保護を受ける方が良いものとなるだろう。だけどたぶん、少なくとも今ここにいるわたしの考えとしては、なんとかしてそうならずに――これ以上の生活の変化や病状の悪化をせずに――乗り切っていきたいという気持ちゆえに書いている面があるように思う。

生活保護を受けたいのか、保護についてどう考えているのかは、調子に波がありすぎて正直なところ自分でもよくわからないけれど。日によってものの捉え方が変わりすぎる。


さておき今日は仕事をしたが、昨日と違ってひどく苦労した。薬が効いているのかぼうっとするし、体が重くて終始しんどかった。昨日と比べると、うつ的なのだなとわかる。こんなにぼうっとしてたら、よほど理解のある職場じゃないと働けないな、と自信をなくしそうになる。就活する気まで削がれたら冗談にならない。うつもなかなか怖いな。

明日の自分のことがわからないのはもっと怖いけれど。

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