【厳選!この人物が維新の分岐点ランキング 徳川幕府サイド】その3 徳川(一橋)慶喜(トクガワ〈ヒトツバシ〉ヨシノブ)
第三位 【徳川(一橋)慶喜】(トクガワ〈ヒトツバシ〉ヨシノブ)
水戸徳川家 徳川斉昭の息子に産まれる。
後に一橋家の養子となり一橋慶喜となる。
京都に於ける政治の駆け引きや争いに明け暮れる日々がつづくことになった。
将軍後見職なども務めた。
そもそも、慶喜自身が薩摩藩主『島津斉彬』などに担がれて将軍になる可能性もあった。
が、時の大老の井伊直弼により阻止される。
結局、最終的に慶喜は徳川将軍となり、徳川慶喜となる。慶喜だけは、江戸城に将軍として登城していない唯一の将軍である。
徳川慶喜の本領発揮は【大政奉還】にあった。
京都の天子、公家に国家運営能力が皆無なことを見抜いた上の決断であった。
が、薩摩・長州側の入れ知恵により【王政復古の大号令】が発せられることで、慶喜の立場は不利になり、また朝敵となり逆賊の汚名を着ることも嫌った。
計画が上手く進んでいたならば徳川家を中心としながらも、封建制度を廃止した【徳川維新】があったかも知れない。
(つづく)
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