【厳選!この人物が維新の分岐点ランキング 徳川幕府サイド】その2 小栗忠順(オグリタダマサ#
第二位
『小栗忠順(オグリタダマサ)』(小栗上野介〈オグリコウズケノスケ〉)
三河以来の徳川の臣の家に産まれた、エリート出身の人物。
しかし、家柄を鼻にかけるだけの人物ではなく、欧米列強に対する危機感や海外派遣で得た実感からフランスに接近して、生糸売買などを進めながら造船所【ドック的な】の建設の為に多額の借金を幕府にさせる。
第二次長州征討で幕府軍を敗北させた長州の指揮官の一人、大村益次郎(村田蔵六)は後に「小栗が策定した作戦で攻めてこられていたら負けていた」と言わしめる戦いも中には、あった。
勝海舟(勝安房守)とは反りが会わなかったようで二人が協力連携することは稀である。
二人に共通するのは【徳川家】を御守りする‼️その一点に尽きる。
勝が江戸城開城に奔走する中、小栗は自らの領地に引き上げて事実上隠居生活に至る。
が、新政府軍の小栗を警戒する勢力に捕らえられて斬首されてしまう。
小栗が作らせた造船所が後に日露戦争の役に貢献した。聯合艦隊司令長官『東郷平八郎』は、「小栗に感謝する」という意味合いの文書を残している。
(つづく)
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