ロックダウン解除へ向けて
3月にはじまった外出規制が5月4日に緩和されることになりました。
・州内の移動はOK(申請書所持)
・カフェやレストランは宅配とテイクアウトのみ可
・葬儀は親族だけの参列で最大15名
・閉鎖空間ではマスク着用
・親族と会うのは可
・友人同士で会うのはもうちょっと待ってね
学校は9月に再開。
順調に患者数を減らしているイタリアですが、油断すると今までの頑張りが水の泡だとコンテ首相も強く主張しており、様子を見ながら規制と緩和を繰り返していく流れになりそうです。
花屋と本屋はすでにスーパーと同じく入場規制つきで営業を再開しています。
入場規制かあ……
本屋って、スーパーと違って目的もなくふらっと入るのが楽しいんですよ。たまたま立ち寄って運命的なアイテムに出会うという。で、店を出た時には日本円にして5000円くらい財布が軽くなってましたとか、このあとスーパーで買い物するのに、あれわたし今なんで超かさばる『図説医学史』なんか手に持ってるのとか。
本屋とのそういう付き合い方も今までとは変わっていきそうです。
ネットや討論番組では、最近「App immuni(アップインムーニ)」について盛んに議論されています。
App immuniというのは開発中のスマホ用アプリ。インストールすると行動が追跡され、感染が判明した場合に誰と接触があったかを遡って調査できるようになるらしい。
例えば近所の人と偶然会って立ち話して、もしその人が後に検査で陽性になったら自分に通知がくるという解釈でいいのかな。今までは患者の行動歴を聞き取りで調査していたと思いますが、それをアプリにやってもらおうということでしょう。
プライバシーに配慮してGPSは使わず、登録は匿名で、電話番号も記録されません。使用者同士が接近するとリストに残るけど、相手の名前や、いつどこで会ったかは分からない仕組みになるそうです。
ということはある朝、紅茶かなんかを飲んでると突然スマホが鳴って
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警告: 最近あなたが会った誰かがCOVID19に感染したのであなたも感染している可能性があります
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などと表示されるんでしょうか。これは紅茶吹きますよ。
ちなみにインストールは自由です。使うつもりがあるかどうか同居人氏に聞くと、「ん~多分使うかな~でも分からない」という感じ。
イタリア人も困惑のApp immini、実現するんですかね。新聞によれば5月中にはiPhoneとAndroidの両方でダウンロードできるようになるらしいですが。てことはほとんど実用段階じゃないですか。早!
少なくともイタリア人の7割がインストールしないと効果的に機能しないとのこと。2019年の人口が6千万人強なので、7割というと約4千200万人? 誰がそのデータを閲覧できるのか、どのクラウドに保管されるのか、いつ破棄されるのか。果たして目標の7割に達するのか。成り行きが気になります。
ところで全然関係ないんですがコロナとフレアとプロミネンスの違いってなんでしたっけ?
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