飲んでも乗る
絶賛時差ボケ中です。
毎週更新するぞ! と始めたエッセイですが、さっそく一週お休みしました。クリスマスから人の家にお邪魔していたのでカクが全然できておりません。
他人の家にいると、あっ自分ここにいたら邪魔かな、とか、なんか手伝ったほうがいいかな、と色々気になって書けないです。私は書く時は耳にイヤホンで全部シャットアウトしたいんですが、客の分際でそんなことをしてたらなんか感じ悪く思われそうで。お客さんも来るし、イベント続きでなかなか自分の時間がとれなかったし。
でも、ね。まあ、あの、これズボラ日記ですから(モゴモゴ)。
ストックがゼロなのはいつも通りなんですけどね。
で、そんな年末年始の出来事。
同居人の親戚宅で夕食にあずかって車で戻る途中、すごい蛇行運転している車が前にいて、うわっやべえ離れろ! って車内が騒然となりました。
ただでさえ路駐だらけのカオスな市街地をあっちへふらふら、こっちへふらふら。酔っ払ってたのかキメてたのか、中で喧嘩でもしていたのか知りませんが、いやあハラハラしました。
最終的には路上で止まってしまい、私たちは追い越したのでその後どうなったか分かりません。
イタリア人は酔うほど飲まないと書いたばかりなのに矛盾しますが、飲酒運転、多いです。もちろん違法で、確か血中アルコール濃度が一定量を超えると罰金だったかな。でも取り締まりは見たことないし、基本アルコールに強くて1、2杯飲んだ程度なら普通に運転して帰るので「これくらい大丈夫」の範囲が広いんでしょうか。
先週、飲酒運転の車が深夜に2人をはねて死亡させる事故がありました。被害者はどちらも若い女性で、踊りに行った帰りだったとか。その数日前も北部の町でホテルに帰ろうと道を横断していたドイツ人観光客に車が突っ込み、6人死亡、11人けが(2人重体)というニュースが流れたばかり。ドライバーはどちらも20代の男性で泥酔していたそうです。
私たちが見た車も、クリスマス期間の最後を飾るエピファニアの祝日だったから酔っ払っていたのかな。
イタリア人は一般的に運転が上手いと言われるので自分の運転スキルを過信するというか、泥酔しててもいけちゃうと思うんでしょうか。「これじゃ怖くて道も渡れない」とテレビを見て年配のご婦人がため息をついていましたねえ。
「飲んだら乗るな」と言ってもどうせ誰も守りませんが。
そうそう、テレビと言えば。ガラッと話題が変わりまして、またあれがやってました。
あの映画です。
「ワックスかける!」
「ワックスとる!」
「ワックスかける!」
「ワックスとる!」
みんな大好き「The Karate Kid」(日本語タイトルは「ベスト・キッド」)。
普段見ない私がテレビをつけるたびにやってるので、年に軽く百回は放映してるんじゃないでしょうかね。同居人は6歳の時から何十回も見てセリフも完璧なので、ことあるごとにミヤギ先生ネタで迫ってきます。
文化人類学者(35歳)が。
「ダニエルさん!」「アップ↑ ダウン↓ アップ↑ ダウン↓」「ワックスかける!」「ワックスとる!」「カラテここ!」
って。
人生で一番多く見ている映画がこれだそうで。私もいつかこの境地に達せるでしょうか。
いや別に達したくないけど、正座でハエを凝視するミヤギ先生キュートです。
日本でこれに匹敵する有名な映画というと何でしょうね。やっぱりあれかな。ラ〇ュタかな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます