第13話 陞爵概念の日英の違いへの応援コメント
陞爵ではなく叙爵についてなんですが、前から気になってる事が一つありましてね
web小説では武功を立てた主人公が「叙爵? 貴族なんて面倒だからパス」っていうのが結構あるでしょ?
これって普通に考えたら危険因子と見なされて投獄なり処刑なりって話になりかねないと思うんだけど、実際に叙爵を断ったりした例なんてあるんですかね?
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第4話 皇太子か王太子かへの応援コメント
1928年の戦争抛棄ニ関スル条約(パリ不戦条約)の日本政府訳文では
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独逸国大統領、亜米利加合衆国大統領、白耳義国皇帝陛下、仏蘭西共和国大統領、「グレート、ブリテン」「アイルランド」及「グレート、ブリテン」海外領土皇帝印度皇帝陛下、伊太利国皇帝陛下、日本国皇帝陛下、波蘭共和国大統領、「チェッコスロヴァキア」共和国大統領ハ
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となっています。少なくともこの頃までは「皇帝」を採用していたわけですね(一般の文書では別だったかも知れませんが)。
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第4話 皇太子か王太子かへの応援コメント
王侯貴族や爵位についてはいろいろ検索したのですが、あまり正確ではないものも多いのでなるほどと思って読ませていただいています。知らなかったこともあってひじょうに面白かったです。先日スペインのレオノール王女にまつわる記事でPremios Fundación Princesa de Gironaがジローナ王女賞と訳されていて、そのPrincesaは王女じゃなく君主の意味の方ではないのかなぁなんて思ったりしました。翻訳間違いもあるとお書きだったので、この話を思い出しました。あともしご存じでしたら、お教えいただきたいのですが、スペイン王家は男子優先長子継承制でレオノール王女は推定相続人なので、正式には皇太子ではないのでしょうか?蛇足になりますが、お書きになったのが前だったのでしょうが、現在のオラニエ公は女性なので訂正していただけると幸いです。カタリナ=アマリア王女応援隊なもので。
作者からの返信
あ、そうでした。オランダは女王が退位していたのですね。であれば、今のオラニエ女公は、カタリナ=アマリア王女ですね。
男子優先長子継承制であれば、「皇太子」ではないですね、通常は。ただし、どうもこの辺は揺れているようで、暫定王位継承者であるレオノール王女に対しアストゥリアス女公位が叙爵されているようです。どうも先王が男子優先に拘っているようですが、近々法改正されるのではないでしょうか。
現在の英国の女王が、父王の下で王位継承順位第1位であった頃、暫定王位継承者として処遇はされていましたが、皇太子ではありませんでした。英国はジョージ6世がこの辺をわりあい厳格に勅命で定めているので、エリザベスは皇太子の付随称号も得ていませんでした。その代わり、歴代の女性君主配偶者よりもエディンバラ公フィリップを優遇しています。エディンバラ公と言う英国爵位を与えているのもそうですし、連合王国王子として処遇しているのもそうです。
第1話 Lady とは何か?への応援コメント
大変に興味深いお話でした読んでてふむふむと頷かずにはいられない内容ですね
でもフランス語の伯爵はcomte(コント)では
なかったかな~と思うのですが・・・こっちが
勘違いしてたらすいません(≧▽≦)
続きも読ませていただきます。
作者からの返信
非常にタイミング的に素晴らしいコメントです(笑)。ごめんなさいね、このコメントを利用するようでなんなんですが、言語の問題ではない、と書いています。伯爵と言う一般名詞が英語で count なのではなくて「フランスおよびその他の伯爵に相当する地位」が英語で count なんだ、と言っています。固有名詞ではありませんが、固有名詞性を帯びている、と言うことですね。
ドイツの首相は英語で chancellor と呼ばれますが、ドイツの首相は必ず chancellor であって prime minister ではない、と言うのと同じことです。
称号と言うものは、本来、固有名詞性を帯びているんだ、と言うことをご理解いただきたいのですね。この辺はまた後日書く予定なんですが(笑)。
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第1話 Lady とは何か?への応援コメント
有益な情報をありがとうございます。Netflix が放映する Bridgerton の仕事をしているところで、参考になりました。「UK」を誤表現のイギリスでなく「英国」と書かれていることにも敬意を表します。