二年になり、最後の年となった三年の先輩、朝日さんの朝練に付き合うようになったのだった。






朝日先輩は一年の頃から朝練をしていた、家が近く貸しきり状態になる朝早くに練習していたのだ、その成果もあり今は部長をしている。






「部長は凄いですよ。」






「なにがだよ村上。」






「毎朝、早起きで。」






「もう三年だからな.習慣とは恐ろしいよ…まぁ…村上も電車なのにはやいよな?」






「始発で来てますから。」


少し胸をはって答えた。






「まぁー無理はするなよ、俺は近いから来てるだけなんだから。」






「はい。」




そんな話を、していると他の部員たちも体育館へとやって来た。

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