第6話 セルフチェックでは「107点【強】」。それでも半信半疑…

本当は病院の待合室でHSPという存在を知ってからのことを振り返ろうと思っていたのだけれど、第3〜5話で書いたように昨日少々動揺する出来事があったので、先にそちらを話題にしてしまった。


今回は、元々の想定に戻って、HSPという存在を知ってからのことを振り返ろうと思う。


病院の待合室でHSPという存在を知り、強い興味を持った私は、その日の夜、「HSP診断テスト(https://hsptest.jp/)」というウェブサイトで(※1)でHSPのセルフチェックを行った。その結果、私は「107点【強】」であるということが判明した。


ただ、それでも私は自分自身がHSPであるということも、HSPという”説”そのものについてもまだ納得感を得られずにいた。どうにも、このテストで問われた内容というのは万人に当てはまるような気がしていたからだ。そして、そのうえで他の人々はそういった刺激や感情とも上手に向き合いながら強く生きているのではないかと。


そこで、妻にもこのテストを行ってもらった。その結果、妻は「40点【弱】」とのことだった。


これを受けて、やはり私は根本的な部分で大多数である人々と何か異なるところがあるのだと感じ始めた。そして、病院の待合室でHSPという存在を知り、自分がその特徴とされる項目に見事に当てはまっていることを知った時のなんとも表現の難しい感情が蘇ってきた。


(やはり私は、HSPなのかもしれない…)

(HSPのことをより深く理解すれば、今よりも生きやすくなるのかもしれない…)


そして私は、その週末に書店でHSPに関連する書籍を探すことにした。結果、購入したのは「生きづらいHSPのための、自己肯定感を育てるレッスン」(著:高木のぞみ、高木英昌)という書籍だ。この書籍の1章には、「HSPかどうかを知るためのチェックリスト」が掲載されている。チェックリストは全部で22項目あり、12項目以上に該当するとおそらくHSPとのことだ。また、仮にそれ以下でも、その度合いが強ければHSPである可能性があるらしい。


私も早速、このチェックリストに取り組んでみた。その結果、私は18項目に当てはまった。


(やはり私は、HSPの可能性が高いようだ…)

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