語り口に引き込まれて最後まで興味深く拝読しました。
ラストは敢えて崩壊の始まりで終わらせた点が良いですね。
ただ、冒頭の時点で主人公たちの結末に予測がつきますし、友人の惨死の描写もそれ自体は巧いですが、主人公のラストの予行演習だと明白です。
個人的には、どちらかがいずれ来る死への恐怖を抱えながら生き続けるといった結末の方がより地獄の感が増す気がします。
それはそれとして、チャットルームという今や廃れたSNSサービスを「呪いの廃屋」的な装置として描いたセンスには敬服します。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
さてはかなりのホラー好きですね……?そのアイディアはなかったので次ホラーを書く時に活かしたいですね!
この話は寂れたSNS巡りを「廃墟探訪」と称していた昔の知人から構想を得ました。こういうネット廃墟、結構多いと思います。
ネット廃墟というのは、言われてみればその通りで……。
今まであまり意識してませんでしたが、現代の呪いの場としては無限の可能性がありますね、これ(笑)
ネット廃墟の呪いシリーズとか!?
作者からの返信
ありがとうございます!
確かにネット廃墟は現代の怪談の場として色んな可能性がありそうです!