中学生の5話

中学生はなんか中途半端な時代ですよね。

大人っぽくしたいけど、見た目はまだまだ子供だしでも考え方は大人を上回っている事も有るし。


中学に無事入学できて、たったの3年間しかない学校生活をエンジョイするか?。

やっぱ部活ですよね。

ちょうど日本でNBAのブームが巻き起こっている時代、少年はバスケ部に入ることにしました。

カッコイイ、女子にモテそう、運動神経は少しだけ自信が有る、こんな理由だったでしょうか。

そんな事を一瞬にして凌駕してしまう、顧問の先生の怖さ。

大変熱い先生でした。今の時代には絶対に居ない暴力を売りにしている先生。

否定している訳ではなく、のちに知ることになりますが熱い先生に指導してもらっていた方達の方が成功者が多いような気がします。

そんな熱さに耐えられるほどのメンタルを少年は持ち合わせては居ませんでしたが、、

また逃げるんですねーっ。学校には行くんですけど部活から。

半年くらいで辞めましたね。 弱っちい。

しかし、あの不登校のボクの家に毎日寄ってくれていた友達が、陸上部の部長だったんですよね。

しかも、「陸上部は男女混合だし、顧問の先生も女性だからそんなに熱苦しくもないよっ」って

しかもしかも、あの1人では照れ臭くて何人かで冷やかしに来る奴らもいるらしいではないですか!


そんな天国みたいな部活があるの?


一抹の不安を抱えながら入部届けを出しに行きました。

初部活、「今日から入る事になった少年ですっ!」

「よろしくお願いしますっ!」 

なんかドッってなったんです。

拍手とか 女子の「頑張ってねー」とか

後輩の「部長の友達だから結構スゴい人なんじゃないの?」とか 

なんかめっちゃ嬉しかったのを覚えています。


思い返すと中学時代ってすごく楽しかったなー

好きな子がいて、憧れの先輩達がいて、めちゃくちゃ楽しい友達がいて、後輩からモテちゃったり。

のちに知ることになりますが、この時がモテピークだったんだと。 早っ 


高校時代を少しの6話へ




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