第7話 黒澤先生の死
保育士の黒澤先生はその日保育園の仕事を終え、車で近くのスーパーに来ていた。2階の駐車場に車を停めて、店の入口を通過しエレベーターのボタンを押したがなかなか来ない。ボタンを連打しながら「何よ、遅いわね。」と文句を言って階段へ回った。
すると、携帯が鳴る。黒澤先生の旦那さんだ。黒澤先生は急に外へ出て話始める。
「えっ?今日遅いんじゃなかったの?じゃあ、家でご飯を食べるのね…わかった。うん、仕方ない。お惣菜でいいでしょ?じゃあ、あとで。」
携帯をしまうと黒澤先生は、またエレベーターのボタンを押したが、エレベーターは来ない。チッと舌打ちをして階段を降りようとした時背後から誰かに突き落とされ、踊り場までの急な階段を転げ落ちた。
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