第4話 音楽に無関心な人


こんな人がいるのかいないのかは分からないので、想定で話を進めていこうと思う。


音楽に無関心な人がどんな人生を送るのか。


誰かに代弁されなくても思いの丈を伝えることができる。

常に好奇心の動かされるものがあり、探求や思考を組み立てている。

紙とペン、Wordや論文等が人生の大半を占めた人生を送る。


みたいな思考を常に支配する何かがある状態でなければ、無関心や聴かないなんて状況には陥らないと思っている。


今や公共交通機関に乗っている人は多くがイヤホンをし、歩きながら、運転しながら、家事をしながら聴く、カラオケに行く、飲食店で流れる、CM、ゲームBGM、と至るとこで聞けるからこそ、無関心が難しい。

音楽を聴くことで感性も豊かになりそうな気もする。


ならば音で理解しなくとも、聴くことはある。ということになる。


つまり、無関心な人がどんな人かと言えば、私はこうではないかと思う。

音楽は耳に入ってくるから聴く。しかし、歌詞を意識しなければ、音がどうなっているかも考えずに聴いてる。みたいな人が無関心な人と言えるのかもしれない。



そういう人たちは意識的に聞いていないだけで、音痴だとか、リズム感がないなどと結びつけることはできない。

さて、ややこしくなってきてしまった。


無関心な人は意味を見いだせていないだけで、嫌いだと言うわけではないと思っている。


ここまで考えるのが難しいのだから、これは「音」が日常の深部まで溶け込んでいる証拠とも言える。


「音」、「音楽」意外と難しい題ですな。

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