第1話 戦闘

「な...なんだよ...これ...」

俺は全く理解が出来ず、目の前の状況に混乱

していた。

そんな俺にそのモンスターは容赦なく襲いかかってくる。

「やっっば!!!逃げんと!!!」

俺はとにかく無我夢中で逃げまくった。

(どうしよう....周りに誰もおらんし...)

「うわっ!!!!」

思いっきり石ころにつまずいて転んでしまった。....まずいな。

俺は死を覚悟したが、それと同時にスマホが光った。

「...ん?なんだ...これ?」

そのスマホには、さっきまでやっていた

放置ゲーが写っていて、その画面は戦闘画面だった。しかし、少し変わっていて、どの魔法で攻撃をするかを自分で選択しなければいけなくなっていた。

「あれ...さっきまでこんな画面じゃなかったんだけどな?」

俺はとても不思議に思ったが、この状況を打破するには色々やってみるしかないと思い、

攻撃魔法の所をタップした。

すると何ということだろうか、俺に襲いかかって来たモンスターにダメージが入った。

「まじか!攻撃入んのかよ!!」

俺はびっくりしたが、これしか方法がないのならと思い、反撃を開始した。

(一発でもくらったらゲームオーバーだ...

慎重かつ迅速に終わらせよう。)

そう思いながら、俺は敵の攻撃を避けながら攻撃をし、無事に倒せることができた。

「ふぅ....」

俺はやっと敵を倒せたことの安心感と、この現象は一体何なんだという感情に襲われていた。

「取り敢えず帰るか...」

そう呟きながら、俺は家に帰った。

この現象については分からないし、分かったところでどうしたいとも思わない。俺はそんな軽い考えで歩いていた。これが後にニュースになる程問題になるまでは...

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