死にたがり症候群
@Hotal
プロローグ
昔から私は恵まれてなかった
物心ついた頃には盗みを働き、金を盗み商品を盗み、嘘をつき、自分のせいだとわかっている
ただそんな私をみてほしかった
だから頑張った
努力した
だけど私の努力は誰かを傷つけた
私を見て欲しくてお金を貸した
怒られた、当たり前だ
だけど悪いのは私なのにその子も咎められた
小学3年生になれば好きな子ができた、4年生になって告白した
そしたら何故かおおごとになった
担任に怒られた
なんで?好きな思いを伝えるのはいけないことなのか?
諦めた私は
「本気な訳ないじゃないですかwイタズラですよ、イタズラw」
そしたら帰って両親に叩かれた
5年生になっただんだん自分の境遇がわかってきた
私は人から嫌われやすいのだと
私が関わると不幸になると
だから全てを隠して作り笑いで友達を作った
だけどだんだん隠さなくてもいいのでは?この子なら私を理解してくれるのでは?と思い
素で話すようになった
すると皆私を腫れ物のように扱った
なにがいけないのかわからなかった
そして私は6年生になった
死ぬことを決めた
だけど死ねなかった
死ぬ勇気がなかった
泣きじゃくって
リスカをした
誰も止めはしなかった
だから屋上から飛び降りようとした
だけど足がすくんで飛び降りはできなかった
生きることも死ぬこともできない
そんな私は殺してもらうことを決めた
ネットで調べて何回も何回も調べて
やっと手口を見つけた
暗殺者のリストだった
あぁやっと死ねる
そう思ってスクロールすると
[スマイル 15]
という人物を見つけた
最近有名な連続殺人の犯人だそうだ
15歳、私とほとんど変わらない
なぜか親近感を覚えた
だからこの人に依頼した
メッセージを送った
方カタカタカタカタ
「私を殺してください」
死にたがり症候群 @Hotal
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